日ごろサラリーマンをしている私にとって一番の課題は、いかに副業に当てられる時間を増やすかということ。副業での実績は費やしている時間に比例するからです。
そこで今回は、副業で本業以上の年収を稼ぐ私が実践している、サラリーマンの時間節約方法を紹介します。
その1; 会社関連の付き合いには絶対に顔を出さない
実は、これを実践するだけで週に平均5時間は時間を節約できます。サラリーマンにおける会社関連のつきあいとは、「上司や同僚との飲み会」「休日ゴルフ」などのことを指します。幸いなことに私には家庭があり、たいていのことは妻か子供関係の行事を勝手に作り出すことで乗り切れます。
たとえば上司や同僚に「今日、ちょっとどう?」と誘われるケース、「今日は家族でディナーの予定がありまして…」といって断ります。
日本人には察する文化があるので何回か家族関係の行事を理由に誘いを断っていると、だんだんと誘われなくなってきます。付き合いの悪いキャラに一度なってしまえば、しめたものですね。
その2; 本質じゃない仕事は徹底的に手を抜く
本質じゃない仕事とは、その仕事を完璧にやったとしても会社の売上げや利益に全く関係ないと思われる仕事のことです。または、お客さんの役に立たないと思われる仕事も同様に、仕事の本質ではありません。
たとえば、こういった仕事があります。
社内会議で報告する資料作成
会社での役職が上がるにつれて増える社内会議。当然、資料を事前に準備して発表しなければならないときが月に数回必ずあります。
私は化学メーカーの営業職なので、販売会議、課長会議、生産会議、予算会議、上司への月度報告会や在庫会議などなどの社内会議が無数にありますが、事前資料は完成度を必ず50%以内にして準備します。最悪の場合には、資料を作らない場合もあります。
時間が無いと嘆く人、激務になってしまう人は、こういった不要な社内資料まで100%完璧に準備するクセがあります。
顧客訪問レポート作成
これも、社内で情報をシェアするための資料になるので、売上げには直結しない仕事です。当然、徹底的に手を抜きます。
新幹線や飛行機の移動時間に箇条書きでポイントをまとめるだけにして、必ず10分以内でひとつのレポートを完成させます。顧客訪問レポートに10分以上かかる場合には、それ以上書くのを止めて途中のまま提出します。
時間が無いと嘆く人、激務になってしまう人は、こういった不要な社内資料まで100%完璧に書くするクセがあります。
その3; 仕事を安請け合いしない
社内の便利屋になってしまうと、どんどん時間がなくなります。たとえ上司に仕事を頼まれたとしても、私は必ずこういう質問します。
- それって、どんな意味があるのですか?
- それをやることで売上げが伸びますか?
- 私がやる必要のある仕事ですか?
十分にその仕事をやる意味を納得した上で引き受けましょう。
最初は必ず否定して断ることが、社内の便利屋にならないコツです。
そうすることで、どうしてもあなたの力が必要なとき以外には安易な仕事を頼まれない人になります。
こいつに仕事を頼むとグダグダ言われるから気が引けるなぁ…というキャラに一旦なってしまうと、仕事が驚くほど降ってこなくなります。
その4; 部下やアシスタントに仕事を任せる
あなたは、ついつい自分でなんでもやっていませんか?
人に説明するのがめんどくさいので自分でやってしまいがちな、作業的な仕事。たとえば、定期的なレターを顧客へ送ったり、サンプルを送付したりするような雑務。
たいしたことのない雑務とはいえ、チリも積もれば山となります。誰でもできると思われる仕事は全て、アシスタントや部下にやらせて、自分の時間を節約します。
避けられない仕事もある
私は化学メーカー営業の仕事をしているため、どうしても取引先との接待は避けられません。特に年末年始は、ほぼ毎日接待があります。
ただ、どうしても避けられない接待でも時間を節約する方法はありますので、別の機会に記事にしますね。
まとめ
これを全部実践すると、社内では完全に孤立キャラになります(笑)。私も付き合いの悪い、仕事の頼みづらい、仕事のパフォーマンスの悪いキャラになってます。
ただ幸いなことにお客さんに好かれているため、売上げノルマだけはちゃんと達成できていて窓際に飛ばされたりする心配は、今のところ少ないです。
このような振る舞いをとるには、実績を上げていることが必須です。化学メーカー営業の仕事など、結局はお客さんに評価され、売上げと利益を上げることで結果を出していれば社内評価はそれなりに維持できるのです。
副業をして自分の人生を豊かにすることと、会社の社畜となって媚びへつらった人生を送り続けるのと、どちらが良いでしょうか?