「転職メールに職務経歴書・履歴書など複数の応募書類を添付しておくる」ときの書き方を、例文つきで誰よりも正しく解説する記事。
転職メールにかんする以下の質問、すべてに対応しております。
- 企業の採用担当に職務経歴書と履歴書をメールに添付して送るように言われたけど、書類を添付するときのメールの書き方がわからない…
- 履歴書、職務経歴書をメール添付するときのコピペで使える例文を教えてほしい。
- 卒業証明書、免許証のコピーなど複数の応募書類をいちどにおくるときは?
それでは具体的にすすめていきます。
※こんなメールってあり?というご質問がありましたら、判定・添削しますのでコメント欄にお願いします。
この記事の目次
【書き方】転職メールに職務経歴書を添付する
まずは基本となる書き方について簡単に復習。
「転職メールに職務経歴書や履歴書、あるいはほかにも複数の応募書類を添付する」ときは以下のような構成となっていると素晴らしく丁寧な転職メールとなります。
メール件名の例文・書き方
【例文パターン①】
メール件名: 履歴書送付の件(転職のまど)
【例文パターン②】
メール件名: 職務経歴書送付の件(転職のまど)
【例文パターン③】
メール件名: 応募書類送付の件(転職のまど)
【メール件名の書き方】
件名で何を知りたいか、相手に伝わるようにすること。この場合はなにかしらの資料をメールで送るわけなので「〜〜送付の件」とすること。添付書類を送るとき、これ以外の表現を使うのはおかしい。また、どこの誰がメールしたか分かるように( )内にフルネームを入れておくと相手への配慮が感じられる。
- 例文①②特定の書類をおくる=○○送付の件
- 例文③まとめて複数の応募書類をおくる=応募書類送付の件
「履歴書の件」「応募書類の件」「職務経歴書添付の件」などの意味不明なメール件名はNGとなるためご注意を。資料を送付するときの件名は「〇〇送付の件」と決まっている。
メール宛名の例文・書き方
【例文】
転職株式会社
人事部
転職 様
採用担当者の名前がわかるときは、会社名+部署名(課名)+名字を宛先にする。わからなければ「採用担当様」などとする。部署名や課名は入れてもよいし、入れなくてもよい。また役職つきの相手であれば「○○部長」「部長 ○○様」などとする。
「○○部長 様」はマナー違反、役職者に「様」はつけない。「部長 ○○様」はOK。
メール挨拶文の例文・書き方
【例文パターン①】
突然の連絡にて大変失礼いたします。
転職ノマドと申します。貴社の求人広告を拝見し、連絡いたしました。
【メール挨拶文の書き方①】
ホントになんの前触れもなくメールを送るのであれば、例文のようなパターンにする。「突然ゴメンネ!求人を見て連絡したよ」という内容を丁寧にすると例文のようになる。
ほかにも「貴社WEBサイトの中途採用情報を拝見し、連絡いたしました」などもOK。
【例文パターン②】
お世話になります。
転職ノマドと申します。
【メール挨拶文の書き方②】
あるいはオーソドックスでもOK。初対面の相手には「(これから)お世話になります」を使い、面識のある相手には「(今)お世話になっております」を使う。職務経歴書を送る段階では相手と面識がないことが多いため、例文の容認する。選考が進んでいるのであれば、「お世話になっております」を使う。
「お疲れ様です」「こんにちは」「お久しぶりです」は社内の相手にのみ使う挨拶フレーズであるためNG。カジュアルすぎる。
「企業名・転職ノマドです」はNGとなる。転職メールには現企業名を入れない。
メール本文の例文・書き方
【例文パターン①】
さて、説明会の際にご依頼いただきました職務経歴書につき、
添付にて送付いたします。
【メール本文の書き方①】
「さて」はこれから件名にした本題に移りますよ、という意味で使う。「さて首記の件」「さて標記の件」などでもOK。ここでは職務経歴書を添付ファイルで送るわけなので“〜〜を添付にて送付いたします”とする。これ以外の表現は使わなくてよい。グチャグチャと書く必要はない。
【例文パターン②】
このたび、貴社求人にてご記載の営業職に応募いたしたく、添付にて職務経歴書を送付いたします。
【メール本文の書き方②】
あるいは唐突に応募するのであれば、例文のような書き方でもOK。「あなたの会社の求人に応募したいから職務経歴書を添付するよ」を丁寧な敬語をつかって文章にするとこのようになる。
【例文パターン③】
このたび、貴社求人にてご記載の営業職に応募いたしたく、添付にて以下の応募書類を送付いたします。
【メール本文の書き方③】
あるいは送る資料が職務経歴書だけじゃなく、卒業証明書や履歴書、免許証のコピーなど応募書類をまとめて送るときは例文のようにするとよい。
メール結び・締めの書き方
【例文】
お忙しいところ大変恐れ入りますが、
ご査収のほど何卒宜しくお願いいたします。
【メール結びの書き方】
「ご査収のほど〜=よく中身を確認して受け取ってくださいね」の意味。これ以外の表現は使わなくてよい。ただ、相手へのきづかいのために「お忙しいところ大変恐れ入りますが~」をいれると好感度UP。あるいは「ご査収くださいますよう~」でもOK。
メール署名の書き方
************************************
転職のまど
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:00-0000-0000
携帯:090-0000-0000
E-mail:nomad@gmail.com
************************************
あなたが誰だか分かる情報を入れること。転職者は「氏名+住所+電話+Eメール」で構成されているとよい。署名のデザインはどうでもよい。
「転職株式会社 転職のまど」のような署名はNG。転職者は現在勤めている会社名を入れないのがマナー。
【コピペOK例文】転職メールに職務経歴書を添付する
これまでの書き方とポイントをふまえて転職メール例文を作ると、以下のようになります。めんどくさければコピペしてそのままお使いください。
転職メール例文①職務経歴書を添付する(突然Ver)
メール件名: 職務経歴書送付の件(転職のまど)
転職株式会社
人事部
転職 様
突然の連絡にて大変失礼いたします。
転職ノマドと申します。貴社の求人広告を拝見し、連絡いたしました。
このたび、貴社求人にてご記載の営業職に応募いたしたく、
添付にて職務経歴書を送付いたします。
お忙しいところ大変恐れ入りますが、
ご査収のほど何卒宜しくお願いいたします。
************************************
転職のまど
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:00-0000-0000
携帯:090-0000-0000
E-mail:nomad@gmail.com
************************************
転職メール例文②職務経歴書を添付する(説明会後Ver)
メール件名: 職務経歴書送付の件(転職のまど)
転職株式会社
人事部
転職 様
お世話になります。
転職ノマドと申します。
さて、説明会の際にご依頼いただいておりました職務経歴書につき、
添付にて送付いたします。
お忙しいところ大変恐れ入りますが、
ご査収のほど何卒宜しくお願いいたします。
************************************
転職のまど
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:00-0000-0000
携帯:090-0000-0000
E-mail:nomad@gmail.com
************************************
転職メール例文③複数をまとめて添付(複数の応募書類Ver)
メール件名: 応募書類送付の件(転職のまど)
転職株式会社
人事部
転職 様
突然の連絡にて大変失礼いたします。
転職ノマドと申します。貴社の求人広告を拝見し、連絡いたしました。
このたび、貴社求人にてご記載の営業職に応募いたしたく、
添付にて以下の応募書類を送付いたします。
記
① 履歴書
② 職務経歴書
③ 運転免許書のコピー
④ 卒業証明書
⑤ パスポートのコピー
以上
お忙しいところ大変恐れ入りますが、
ご査収のほど何卒宜しくお願いいたします。
************************************
転職のまど
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:00-0000-0000
携帯:090-0000-0000
E-mail:nomad@gmail.com
************************************
【注意点】転職メールに職務経歴書を添付するときはこうする!
つづいて転職メールに職務経歴書を添付するときの注意点について。
転職者はビジネスマナーができて当たり前。恥ずかしいミスを犯さないよう十分にご注意ください。