「了解・承知・かしこまりました」意味と違い、使い方、メール例文

さいごに「承知しました」「かしこまりました」を使ったビジネスメールの例文を紹介します。

目上の人や取引先に対して使える文章にしていますので、ご参にどうぞ。また「了解」はビジネスメールであまり使うことのないフレーズであるため除外しています。

相手から何かしらの依頼や指示・命令がきたとき、「わかりました!」と返信するときに使いましょう。

ただわたしは
メールでは「かしこまりました」ではなく「承知いたしました」を使いますが…理由はなんとな〜くカッコが悪いというか、文章の見てくれの問題です。これは好みで決まるのかと。

目上の方(上司)や取引先にたいして使える文章にしていますので、ご参考にどうぞ。

例文①アポイントメールに返信(OB訪問)

メール件名:Re: OB訪問のお願い(就活大学・就活)

株式会社転職
△△様

お世話になります。
就活大学の就活です。

お忙しいところご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
また快くOB訪問をご承諾いただきましたこと、併せてお礼申し上げます。

さて日時・場所の件につき、承知いたしました。

それでは8月12日10時にご指定の場所へ伺います。
当日はどうぞよろしくお願い致します。

メール署名

【補足】
1) 伺う=「行く・訪問する・聞く」の謙譲語
2) 承諾いただく=「承諾をもらう」の謙譲語。承諾の意味は「了解すること」
3) 「かしこまりました = 承知いたしました」で言い換えできる。わたしは「承知」を使いますが、好みで分かれるところ

例文②キャンセルメールに返信(謝罪まじりのメール)

メール件名:Re: 説明会欠席のご連絡(就活大学・就活)

就活大学
就活 様

お世話になっております。
転職株式会社の人事部の転職です。

説明会を欠席されるとのこと、かしこまりました。

またご都合のつく際にぜひご参加ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

メール署名

例文③面接日程調整メールに返信する(就活・転職)

メール件名:Re: Re: 二次面接日程の案内

◯◯株式会社
採用担当者 様

お世話になっております。
就活大学・就活学部の△△です。

お忙しい中ご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

さて面接日程の件につき、承知いたしました。
6月5日10時にご指定の面接会場へ伺います。

それでは当日、お会いするのを楽しみにしております。
何卒よろしくお願いいたします。

メール署名

【補足】
1) 指定された面接日程にたいして「OK」と返事するシーンを想定。もし都合が合わないのであれば別のメール返信をする必要あり。詳しくは参考記事にて
2) 「よろしくお願いいたします」は「よろしくお願い申し上げます」と言い換えOK
3) おります=「いる」の謙譲語「おる」+丁寧語「ます」
4) 「かしこまりました = 承知いたしました」で言い換えできる。わたしは「承知」を使いますが、好みで分かれるところ

例文④会社説明会キャンセル(就活・転職メール)

件名:説明会欠席のご連絡

(就活大学・就活)転職株式会社
人事部
◯◯ 様

お世話になっております。
就活大学の就活太郎です。

さて首記の件、○月△日の会社説明会に参加予定でしたが、諸事情により欠席をいたしたく存じます。お取り計らいを頂いたにも関わらず、誠に申し訳ございません。

また、本来であれば電話にてお詫びを申し上げるべきところ、メールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。次回、会社説明会の機会がございましたら、改めて参加させて頂きたく存じます。

ご了承のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

メール署名

【補足】
1) ご了承=「許してください・認めてください」の意味として使われる
2) そのほかにも「ご容赦ください=許してください」で言い換えできる。その場合は「ご容赦いただければ幸いです」なども使える。
3) 何かをキャンセルするときには詳細な理由は必要なく「諸事情により」だけで良い

参考となる書き方:

まとめ

今回はこれでもかというくらい「了承・了解・承知・かしこまりました」について語ってみました。

ありとあらゆる場面を経験し使い倒してください。頭でどうこうなるものではないので、ビジネスシーンで場数を踏んでくださいね。ではでは~~。