営業職とは何か?面接できかれた時の回答例9つ

就活・転職の面接で

「営業職とは何か?」

「営業職で一番大切なことは何?」

と質問された時の、とっておきの回答例を紹介する記事。

まず、これらの質問の意味はどちらも

「商品を売るために大切なことは何ですか?」であり質問の意図は、やる気があるのかどうかを見るためのものです。

したがって、あなたの営業職にたいする熱意を思うままに面接官に伝えればいいのですが、普通すぎる回答では印象に残りません(くわしくは本文中の例文にて)。

つづいて面接での基本回答パターン。以下のような順番になっていることが好ましく、あなたの話す回答時間は長くても1分にしてください。

  1. まずは結論、「営業職とは何か?」を一言で述べる
  2. そう考える理由や背景を簡潔に説明
  3. まとめ
    ・入社後になりたい営業職の姿
    ・言葉を変えて結論を繰り返してもよい

※注意)②そう考える理由、③まとめ、は不要なときもあります。①だけまずは述べて面接官に突っ込まれるのを待つ、というのでもあり。その場の雰囲気と回答時間の長さに応じてご調整ください。

営業職を志望していると、面接で必ずといっていいほど聞かれる質問のひとつかと思います。事前にしっかりと対策しておきましょう。

※就活・転職の面接では必ずご自身の言葉に置き換えてください。また転職者むけと就活生むけを分けて考えています。

営業職とは「ヒト」です

「営業職とは何か?」あるいは、「営業職にとって一番大切なことは何か?」と就活・転職の面接で聞かれた時の回答例文。

まずは「営業職とはヒトです」を使って以下のような感じに答えてみます。

転職むけ回答例①「営業職とは何か?」の面接質問

営業職とはヒト、そのものです。

(営業職にとって一番大切なのはヒトです)

モノやサービスがあふれている現代、圧倒的な商品(サービス)というのは、なかなか生み出せません。どの企業の製品(サービス)も価格も似たり寄ったりです。

そこで最後に何が決め手になるのか?

私という個人、つまりヒトであると私は考えています。

顧客から「○○さんが担当だから、多少値段は高くても御社の商品を買いますよ」と言われるように、顧客との信頼関係を築いておくこと。これこそが営業職であると、私は考えます。

転職むけ回答例②「営業職とは何か?」面接質問

営業職とはヒトであると考えます。

(営業職にとって一番大切なのはヒトであると私は考えます)

どんなに素晴らしい商品(サービス)も、売るヒト(営業マン)が魅力を伝えられなければ、売れません。どんなに素晴らしい商品(サービス)も、売るヒト(営業マン)の人脈がなければ、売れません。

いっぽうで差別化できていない商品であっても、ヒト(営業マン)の力で売ることもできます。

顧客は企業からモノを買っているのではなく私という個人、つまりヒトから買っているのだと、私は常に考えています。

そうすると営業職にとってもっとも大切なのは、たとえば顧客に好かれるヒト、顧客から選ばれるヒト、顧客に頼ってもらえるヒト、といった「ヒト」の部分であると考えます。

就活生むけ例文③「営業職とは何か?」面接質問

営業職とはヒトであると考えます。

(営業職にとって一番大切なのはヒトであると私は考えます)

御社の営業の方々に実際にお会いする中で感じたことです。私が顧客の立場だったら、と考えたときに「御社の営業マンから絶対に買いたい!!」と思うような、魅力的なヒトばかりでした。

私も御社の社員の方々のように、営業職として「顧客から選ばれるヒト」を目指し、「御社から買いたい」ではなく、「○○さんから買いたい」と言われるような営業マンを目標にしていきたいです。

※「具体的に、社員のどんなところに魅力を感じましたか?」と突っ込まれる可能性あります。要回答準備のこと。

営業職とは「心」です

「営業職とは何か?」あるいは、「営業職にとって一番大切なことは何か?」と就活・転職の面接で聞かれた時の回答例文。

つづいて「営業職とは心です」を使って以下のような感じに答えてみます。

転職むけ回答例④「営業職とは何か?」面接質問

営業職とは心です。

(営業職にとって一番大切なのは心です)

なぜなら、

顧客は企業から商品(サービス)を買っているのではなく、私という個人から買っているのだと考えるからです。

実際に私が営業をしていて顧客からいただいた言葉に

「○○さんが担当だから、多少値段は高くても御社の商品を買うんですよ。他の営業マンが担当であれば別の会社から買います」というのがあります。

特別なことは何もしていません。

ただ営業職としての「心」をもって誠心誠意にヒト対ヒトの付き合いをし、顧客に役立つことだけを考えていた結果です。

このような経験を踏まえて営業職とは「心」であり、心をもってヒト対ヒトの付き合いをしていると、ビジネスは自動的に付いてくるものだと私は考えています。

※「営業職としての心とは何ですか、具体的に教えてください」と突っ込まれる可能性あります。要回答準備のこと。

※これは営業経験のある転職者むけであるため、就活生は別の例文をご参照ください。

就活生むけ例文⑤「営業職とは何か?」面接質問

営業職とは心(ハート)であると考えます。

(営業職にとって一番大切なのは心であると私は考えます)

これは御社の営業の方々に実際にお会いする中で感じたことです。私が顧客の立場だったら、と考えたときに「御社の営業マンから絶対に買いたい!!」と思うような、魅力的な心(ハート)をもつ方ばかりでした。

私も御社の社員の方々のように、営業職としての「心」をもって誠心誠意にヒト対ヒトの付き合いをし、「御社から買いたい」ではなく、「○○さんから買いたい」と言われるような営業マンを目指していきたいです。

※「営業職としての心とは何ですか、具体的に教えてください」「社員のどんなところに心を感じましたか?」と突っ込まれる可能性あります。要回答準備のこと。

顧客は企業から商品(サービス)を買っているのではなく、私という個人から買うのだと考えています。

営業職とは「ファンを増やすこと」です

「営業職とは何か?」あるいは、「営業職にとって一番大切なことは何か?」と就活・転職の面接で聞かれた時の回答例文。

つづいて「営業職とはファンを増やすことです」を使って以下のような感じに答えてみます。

『営業職とは何か?面接できかれた時の回答例9つ』へのコメント

  1. 名前:文系就活生 投稿日:2017/05/13(土) 17:20:41 ID:876192b33 返信

    こんにちわ

    グループディスカッションなどはたまに通るのですが一次面接が一回も通りません。
    顔は普通で性格は大人しいです。主さんが思う学生が面接でできていないことはありますか?

    • 名前:のまどサラリーマン 投稿日:2017/05/15(月) 00:35:12 ID:dc8eb22ea 返信

      お問い合わせありがとうございます。

      さてご質問の件、よく就活生がやりがちな面接での間違いとしては、
      「話す時間が長すぎる」があります。
      エントリーシートで書いたようにダラダラと話さないように、ご注意ください。

      あとは思い当たるところを以下、箇条書きしてみます。

      1. ひとつの質問に回答する時間は基本15~30秒くらいで、長くても1分くらい

      2. まずは質問に対する答えを、明確に短文で述べ、
      そのあと必要に応じて理由や背景を説明する
      (長くならないように注意)

      3. はっきりと、ゆっくりと、大きな声で話す
      たとえ中身のない話でも、はっきり、ゆっくり話すことで
      なんとなくそれっぽく聞こえます(政治家がよく使う手法)。

      4. 回答の中身が普通すぎないか?
      面接官は他の就活生との相対的な比較で合否を決めます。
      回答の中身が普通すぎると面接官の記憶にのこらず、落ちる可能性高いです。

      5. 自己PRや志望動機がコピペしたような、
      中身の薄いものではないか?

      6. ESに書いた内容をそのまま話すのではなく、回答は短くする。
      要点と伝えたい部分、アピールしたい点だけを強調して話す。

      7. 面接官の質問に対して好まれる回答の仕方ができているか?
      ①○○と考えます。こう考える理由は3つあります。ひとつは〇〇で、〜〜
      ②〜〜です。なぜなら△△だからです。
      話すときは基本、短文。そしてゆっくり、はっきり話す。

      8. 面接官の目または、鼻の頭あたりをみて話しているか?

      9. 話すときに視線が泳いでいないか?

      10. リラックスできているか?

      すべて当たり前に言われていることではありますが、
      ご参考になりましたら幸いです。

      管理人