就活・転職のESあるいは履歴書で
「営業職とは何か?」
「営業職にとって一番大切なことは何ですか?」
という設問があった時の、とっておきの例文を紹介する記事。
まず、これらの質問の意味はどちらも
「商品を売るために大切なことは何ですか?」であり質問の意図は、やる気があるのかどうかを見るためのものです。
したがって、あなたの営業職にたいする熱意を思うままにES・履歴書に書けばいいのですが、普通すぎる回答ではES通過しません(くわしくは本文中の例文にて)。
つづいてES・履歴書での基本的な書き方は、以下のような順番になっていることが好ましいです。文字数制限が足りない場合には、結論だけを記述しましょう。
- まずは結論、「営業職とは何か?」を簡潔に記述する
↓ - そう考える理由や背景を簡潔に説明
↓ - まとめ
・入社後になりたい営業職の姿
・言葉を変えて結論を繰り返してもよい
ES・履歴書にこういった設問がなかったとしても、面接で必ずといっていいほど聞かれる質問のひとつかと思います。事前にしっかりと対策しておきましょう。
※注意①)就活・転職のES・履歴書ではコピペせず、必ずご自身の言葉に置き換えてください。また転職者むけ(営業経験あり)と就活生むけ(営業未経験、経験なし)をわけて考えています。
※注意②)営業職とは何か?基本について理解している前提で話をすすめます。もし基礎的な部分が抜けているようでしたら、まずはこちらの記事でご確認ください。→ 営業職とは何か?就活・転職する前に知っておくべき全知識
営業職とは「ヒト」です
「営業職とは何か?」あるいは、「営業職にとって一番大切なことは何か?」と就活・転職のES・履歴書で書かされるときの例文。営業マンという仕事の本質は、結局のところ「ヒト対ヒト」のつながりの中でモノを売っていく仕事です。
まずは「営業職とはヒトです」を使って以下のような感じに答えてみます。
ES例文1. 転職の履歴書(営業経験あり)
営業職とはヒト、そのものだと考えます。
(営業職にとって一番大切なのはヒトです)
モノやサービスがあふれている現代、圧倒的な商品(サービス)というのは、なかなか生み出せません。どの企業の製品(サービス)も価格も似たり寄ったりです。
そこで最後に何が決め手になるのか?
私という個人、つまりヒトであると私は考えています。
顧客から「○○さんが担当だから、多少値段は高くても御社の商品を買いますよ」と言われるように、顧客との信頼関係を築いておくこと。これこそが営業職であると、私は考えます。
ES例文2. 転職の履歴書(営業経験あり)
営業職とはヒトであると考えます。
(営業職にとって一番大切なのはヒトであると私は考えます)
どんなに素晴らしい商品も、売るヒトが魅力を伝えられなければ、売れません。どんなに素晴らしい商品も、売るヒトの人脈がなければ、売れません。
いっぽうで差別化できていない商品であっても、ヒトの力で売ることもできます。
顧客は企業からモノを買っているのではなく私という個人、つまりヒトから買っているのだと、私は常に考えています。
そうすると営業職にとってもっとも大切なのは、たとえば顧客に好かれるヒト、顧客から選ばれるヒト、顧客に頼ってもらえるヒト、といった「ヒト」の部分であると考えます。
ES例文3. 就活生(営業未経験者)
営業職とはヒトであると考えます。
(営業職にとって一番大切なのはヒトであると私は考えます)
こう考える理由は3つあります。
- 自身が何かを買うとき商品そのものだけでなく、信頼できる「ヒト」から買いたいから(たとえネットショッピングであったとしても)
- 似たような商品・サービスがあふれる現代において、商品の力は薄れてきている。そのような状況下で最後に買う決め手となるのは「このヒトから買いたい」であると考えるから
- ライバル企業と差をつけるのは商品力だけでなく「顧客との良好な関係、人づきあい」の部分にもあると考えるから
以上のことより「ヒト」がもっとも大切な部分であり、私も営業職として「顧客から選ばれるヒト」を目指し、「御社から買いたい」ではなく、「○○さんから買いたい」と言われるような営業マンを目標にしていきたいです。
ES例文4. 就活生(営業未経験者)
営業職とはヒトであると考えます。
(営業職にとって一番大切なのはヒトであると私は考えます)
これは御社の営業の方々に実際にお会いする中で感じたことです。私が顧客の立場だったら、と考えたときに「御社の営業マンから絶対に買いたい!!」と思うような、魅力的なヒトばかりでした。
私も御社の社員の方々のように、営業職として「顧客から選ばれるヒト」を目指し、「御社から買いたい」ではなく、「○○さんから買いたい」と言われるような営業マンを目標にしていきたいです。
営業職とは「心」です
「営業職とは何か?」あるいは、「営業職にとって一番大切なことは何か?」と就活・転職のES・履歴書で書かされるときの例文。営業マンという仕事の本質は、結局のところ「ヒト対ヒト」のつながりの中でモノを売っていく仕事です。これはどんな業界・企業の営業職にもある程度は共通しています。
つづいて「営業職とは心です」を使って以下のような感じに答えてみます。
ES例文5. 転職者の履歴書(営業経験あり)
営業職とは心です。
(営業職にとって一番大切なのは心です)
なぜなら、
顧客は企業から商品(サービス)を買っているのではなく、私という個人から買っているのだと考えるからです。
実際に私が営業をしていて顧客からいただいた言葉に
「○○さんが担当だから、多少値段は高くても御社の商品を買うんですよ。他の営業マンが担当であれば別の会社から買います」というのがあります。
特別なことは何もしていません。
ただ営業職としての「心」をもって誠心誠意にヒト対ヒトの付き合いをし、顧客に役立つことだけを考えていた結果です。
このような経験を踏まえて営業職とは「心」であり、心をもってヒト対ヒトの付き合いをしていると、ビジネスは自動的に付いてくるものだと私は考えています。
※面接にすすんでから「営業職としての心とは何ですか、具体的に教えてください」と突っ込まれる可能性あります。要回答準備のこと。
ES例文6. 就活生(営業経験なし)
営業職とは心であると考えます。
(営業職にとって一番大切なのは心であると私は考えます)
これは御社の営業の方々に実際にお会いする中で感じたことです。私が顧客の立場だったら、と考えたときに「御社の営業マンから絶対に買いたい!!」と思うような、魅力的な心をもつ方ばかりでした。
私も御社の社員の方々のように、営業職としての「心」をもって誠心誠意にヒト対ヒトの付き合いをし、「御社から買いたい」ではなく、「○○さんから買いたい」と言われるような営業マンを目指していきたいです。
※面接にすすんでから「営業職としての心とは何ですか、具体的に教えてください」「社員のどんなところに心を感じましたか?」と突っ込まれる可能性あります。要回答準備のこと。
ES例文7. 就活生(営業経験なし)
営業職とは心であると考えます。
(営業職にとって一番大切なのは心であると私は考えます)
こう考える理由は3つあります。
- 自身が何かを買うとき相手が見えない通販ではなく、心あるヒトから買いたいから
- 似たような商品・サービスがあふれる現代において、商品の力は薄れてきている。顧客を購買にみちびくものは素晴らしい商品ではなく「営業マンの心」であると考えるから
- 顧客とのよい関係をつくるために必要なのは、人に訴えかける「心」であると考えるから
以上のことより「心」がもっとも大切な部分であり、営業職としての「心」をもって誠心誠意にヒト対ヒトの付き合いをし、「御社から買いたい」ではなく、「○○さんから買いたい」と言われるような営業マンを目指していきたいです。
営業職とは「ファンを増やすこと」です
「営業職とは何か?」あるいは、「営業職にとって一番大切なことは何か?」と就活・転職のES・履歴書で書かされるときの例文。
つづいて「営業職とはファンを増やすことです」を使って以下のような感じに答えてみます。