「思う」の敬語|謙譲語と尊敬語、ビジネスメール例文、使い方

さいごに「思う」の謙譲語「存じる」と、尊敬語「思われる・お思いになる」を使ったビジネスメールの例文を紹介します。

例文①お中元のお礼(社外メール)

メール件名:お中元の御礼

就活株式会社
営業部 ○○様

お世話になっております。

転職株式会社の転職です。

この度は、ご丁寧なお中元をいただき、
誠にありがとうございました。

○○様には、いつも何かとお世話になり、
その上このようなお心遣いまでいただきまして、
大変恐縮いたしております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

甚だ略儀とは存じますが、
まずはメールにてお礼申し上げます。

メール署名

【敬語の補足】
・略儀ではございますが の意味は「礼儀を省略して申し訳ありませんが~」
・まずは の意味は「まずはじめに」
・言う の謙譲語「申す」
・たいそうな=結構な で言い換えできる

例文②金品の辞退をする(社外メール)

メール件名:お中元の御礼

就活株式会社
営業部 ○○様

お世話になっております。

転職株式会社の転職です。

この度は、たいそうなお品をただき、
誠にありがとうございました。

いつもお心遣いを頂き大変恐縮でございます。

せっかくのご好意を無にするようで心苦しいのですが
弊社ではお取引先様からの贈り物は
お受けできないことになっております。

お心遣いだけありがたく頂戴し、
誠に勝手ながらお品は別便にて返送させていただきました。

無礼なこととは存じますが
ご理解の上、ご容赦くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

甚だ略儀ではございますが、
まずはメールにてお礼ならびにお詫びを申し上げます。

メール署名

【敬語の補足】
・略儀ではございますが の意味は「礼儀を省略して申し訳ありませんが~」
・まずは の意味は「まずはじめに」
・言う の謙譲語「申す」
・たいそうな=結構な で言い換えできる
・甚だ(はなはだ)の意味は「とても、大変」
・ご容赦くださいますよう の意味は「お許しくださいますよう」