さいごに「ご容赦願います」を使ったビジネスメールの例文を紹介します。
目上・上司にかぎらず社外取引先にもつかえる丁寧な敬語フレーズにしています。ご参考にどうぞ。
※実際には言い換え「ご容赦のほど〜」「ご容赦いただければ」などを使います
【例文】商品欠陥によるお詫び(ビジネス・社外メール)
メール件名:商品欠陥のお詫び
株式会社転職
○○ 様
いつもお世話になっております。
さて、このたびは納入品のうち一部に汚損商品があったとのこと、深くお詫び申し上げます。
このたびのご連絡を受け原因を調査すると共に、万全な発送システムを構築するべく努力していく所存でございます。何卒ご容赦賜りますようお願いいたします。
また本日、代替品を発送いたしましたのでご検収いただければ幸いです。
甚だ略儀ではございますが、まずはメールにてお詫び申し上げます。
メール署名
【社内上司】ミス報告メール例文:商品間違い誤手配
【社内上司・テンプレート】
・社内上司にミスの報告をするビジネスメール例文
・発送手配ミスで間違った商品を送ってしまったときの例文
・テンプレートとして使えるもっともシンプルな例文にしています
メール件名①【●●むけ】商品間違いのご報告
メール件名②【●●むけ】誤手配のお詫び
ノマド 課長 (社内・上司など)
大変申し訳ございません。
●●むけ下記ご注文分につき手配ミスがあり、誤った商品を納入しておりました。
今朝、■■物産の●●さんより誤出荷の連絡があり調べましたところ、私の手配ミスが発覚しました。不注意によりこのような事態を招いてしまい、誠に申し訳ありません。
つきまして大至急、再手配を進めております。通常ですと最速納期は12月20日となりますが、早めるべく関係各所へお願いしております。確定次第に改めてご報告いたします。
【元の注文】
注文番号:xxx
代理店:■■物産
納入場所:東レ岡崎工場
商品:iPhone7S
納期:12月15日
【誤手配】
商品間違い:(誤)iPhone10 →(正)iPhone7S
【原因】
手配ミス
【今後の対応】
最速納期にて再手配。12月20日が現実的な納期ですが、早めるべく調整中。現在、確定待ち。
上記、■■物産・●●さんにはお伝えいたしましたが念のため、先方様へノマド課長からもお伝えいただければ幸いです。
このたびは私の不手際によりご迷惑をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます。二度とこのようなことがないよう、厳重なチェックに努めてまいります。
どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。
取り急ぎ、まずは状況のご報告までにメールにて連絡いたします。
営業アシスタント 野間子
▼【補足】敬語の解説
・不手際 は「ミス」の意味
・いただく は「もらう」の謙譲語
・お(ご)~いたします は謙譲語の基本となる形。丁寧語「ます」をくっつけて「お(ご)~いたします」として使うのが一般的。「ご報告いたします」などとして使う
・努めてまいります は「努力していく」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・おります は「いる」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・いたします は「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
・〜してくださいますよう は「〜してくれるよう」の尊敬語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語