化学系専門商社の売上・年収ランキング(2016年版)まとめ。就活・転職のご参考になりましたら嬉しい限りです。
化学系専門商社の売上ランキング(2016年)
全体の売上ランキング上位20社
*売上/当期純利益(株主or所属グループ)
*各社の2014年度または2015年度決算資料より作成
【No.1】長瀬産業:7421億
【No.2】花王カスタマーマーケティング:6955億円(花王100%)
【No.3】東レインターナショナル:5954億円(東レ100%)
【No.4】稲畑産業:5771億(住友化学22%)
【No.5】三井物産プラスチックトレード:2975億円(三井物産100%)
【No.6】蝶理:2916億
【No.7】伊藤忠プラスチック:2179億円(伊藤忠商事100%)
【No.8】帝人フロンティア2058億円(帝人100%)
【No.9】森六:1722億
【No.10】オー・ジー:1665億
【No.11】住友商事ケミカル:1632億円(住友商事100%)
【No.12】昭光通商:1362億円(昭和電工42.5%)
【No.13】明和産業:1350億円(三菱商事33%)
【No.14】クラレトレーディング:1196億円(クラレ100%)
【No.15】ソーダニッカ:963億
【No.16】丸紅プラスチック:939億円(丸紅100%)
【No.17】小西安:488億円
【No.18】江守商事:445億円(中国問題で再建中)
【No.19】日昌:371億円(日東電工100%)
【No.20】島田商会:365億円
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まとめとして、化学系専門商社の魅力(特徴)を以下に述べます。
- 魅力①年収は仕事量を考えると高い
→メーカー系はメーカー総合職の8割くらい
→総合商社系は同規模の独立系と同じくらい - 魅力②化学業界自体がまったりなので(他業界と比較して)激務じゃない
- 魅力③化学メーカーの好調を受けて商売安定的
また就職・転職するデメリットは以下のとおり。
- デメリット①化学メーカーと運命共同体(良くも悪くもある)
- デメリット②上層部が出向者・転籍者で満席(独立系のぞく)
- デメリット③ビジネスが安定的すぎて退屈
- デメリット④国内は伸びない、むしろ少しずつ減る
メーカー系や総合商社系の専門商社を含めるとフェアじゃないランキングになりますね…
ということで独立系のみのランキングもまとめます。
独立系のみ売上ランキング上位8社
*売上/当期純利益
*各社の2014年度または2015年度決算資料より作成
【No.1】長瀬産業:7421億/123億円
【No.2】稲畑産業:5771億/95億円
【No.3】蝶理:2916億/43億円
【No.4】森六:1722億/33億円
【No.5】オー・ジー:1665億/9億円
【No.6】ソーダニッカ:963億/8億円
【No.7】小西安:488億円/非公開
【No.8】島田商会:365億円/非公開
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独立系商社の魅力を以下にざっくりとまとめます。
- 魅力①プロパーで構成されているため出世の夢がみれる(社長はオーナーだから無理)
- 魅力②年収は仕事量を考えると高いほう
- 魅力③化学業界自体がまったりなので(他業界と比較して)激務じゃない
- 魅力④化学メーカーの好調を受けて安定的
就職・転職するデメリットは以下のとおり。
- デメリット①化学メーカーと運命共同体(良くも悪くもある)
- デメリット②国内は伸びない。むしろ少しずつ減る
- デメリット③バックを持たないので何の前触れもなく商売なくなる可能性あり
ランキング外の化学系専門商社(順不同)
- 兼松ケミカル(兼松の100%完全子会社)NA
- 吉比化成(三菱商事の完全子会社)111億円
- 山田化成(三菱ガス化学が筆頭株主)NA
- 宇津商事168億円
- 中島商会171億円
- 林六212億円
- 石井化学産業NA
- ナミキ商事40億円
- ミヤタコーポレーション100億円
- 阪本薬品工業158億円(メーカー商社)
- 森下産業NA
まとめ
化学系専門商社は数が多すぎてまとめきれません…
小さい商社も含めると数え切れないほど存在します。
私が思いつく限りの会社を挙げてランキングしてみましたが、抜けがありましたらご指摘頂けると幸いです。
こちらのサイト大変重宝させていただいております。
独立系商社でKlSCO(売上約750億円HPより)が入っておりませんでした。
あと子会社系では双日プラネット(売上約2000億円HPより)が入っておりませんでした。
私も企業研究をしていながら網羅出来ておりませんが、知っている範囲でコメントさせていただきました。