「ご容赦」意味と敬語での使い方・メール例文(to目上・ビジネス)

ご容赦(読み:ごようしゃ)の意味とビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上など)にふさわしい敬語での使い方を、メール例文つきで解説する記事。

まずは要点のまとめから。

「容赦」の意味は

① 許すこと、大目にみること
例)ご容赦ください

② 手加減すること、控えめにすること
例)容赦せずに戦う

「ご容赦ください」とした場合は
「①許すこと」の意味で使いますので「お許しください」の意味となります。

「ご容赦」の使い方は大きく2つ

①お詫び、②許可を得る

具体的には以下のような例文で、
とくにお詫び、許可を得るときのビジネスシーン(メール・手紙・文書・目上・上司など)の結びに使います。

  • 例文「ご容赦ください」
  • 例文「ご容赦願います」
  • 例文「ご容赦くださいますようお願い申し上げます」
  • 例文「ご容赦いただきますようお願い申し上げます」
  • 例文「ご容赦を賜りますようお願い申し上げます」
  • 例文「ご容赦をいただければと存じます」
  • 例文「ご容赦をいただければ幸いです」
  • 例文「ご容赦のほどお願い申し上げます」

ざっくりとした解説はこれにて終了ですが、

本文中では、いろいろな例文を使いながら意味、使い方、注意点について説明していきます。

ご容赦 の意味・使い方・例文

容赦 の意味は冒頭で解説したとおり

  1. 許すこと、大目にみること
  2. 手加減すること、控えめにすること

ここで「赦」は「ゆるす」の意味であり「恩赦」「赦免」などの熟語でも使われます。

これに尊敬語「お・ご」を使うと「ご容赦」という敬語の完成。

使い方は上司や取引先からなにかしらの許可を得るとき、クレームなどのお詫び・謝罪のビジネスシーンで使われます。

① 尊敬語とは?
相手をうやまって使う敬語の一種。
相手の行為にたいして使い、自分の行為には使わないことが基本。

敬語の種類はほかに②謙譲語、③丁寧語がある

② 謙譲語とは?
自分をへりくだって下にすることで、相手への敬意をあらわす敬語。
自分の行為に使い、相手の行為には使わないことが基本(例外あり)。

③ 丁寧語とは?
いわゆる「です・ます」口調のこと。

例文①ご容赦ください

ご容赦 のビジネスシーン(メール/文書/手紙/上司/目上)にふさわしい使い方と例文。

まずはオーソドックスな会話フレーズ。

「ご容赦ください」

意味と敬語

意味は
「お許しください、許してください」

敬語としてみると…
「くれる」の尊敬語「くださる」を命令形にして「ください」としています。

敬語としては成り立ってはいるものの…命令形「ください」を使っているため、失礼とまでは言わないものの強い感じの口調となります。

使い方(会話シーン推奨)

使い方はお詫び・許しを得るときのビジネスシーン。

たとえば、取引先からの依頼に対応できないとき。

【例文:ビジネス会話】
申し訳ありません。ご希望納期に間に合いそうにありません。最短納期ですすめていますので、どうかご容赦ください。

こんな感じで使います。

ビジネス会話シーンで使うにはサラッと言える使いやすい敬語ですが、とくに社外や目上のひとへのビジネスメールで使うにはイマイチな表現。

理由は先ほども述べたとおり命令形を使っているから(失礼とまでは言えません)。

ビジネスメールでは会話と違い、かしこまったフレーズ、より丁寧なフレーズを使うことが好まれます。メールは文章だけで敬意を示す必要があるからです。

そこで、

例文③以降で紹介する「ご容赦くださいますようお願いいたします」などのように、より丁寧な敬語にしましょう。

例文(会話シーン推奨)

  • 例文「8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦ください」
  • 例文「これらについて、弊社としては一切の責任を負いかねますのでご容赦ください」
  • 例文「お客様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦下さい」
・何卒=どうか=どうぞ は同じ意味で言い換えできる
・いただく は「もらう」の謙譲語
・「~ください」というフレーズは会話シーン推奨

例文②ご容赦願います

ご容赦 のビジネスシーン(メール/文書/手紙/上司/目上)にふさわしい使い方と例文。

こちらもオーソドックスな会話フレーズ「ご容赦願います」

意味と敬語

意味は
「お許しください・許してください、お願いします」

敬語としてみると…

尊敬語「お・ご」を使い「ご容赦」として、
「願う」に丁寧語「ます」をつかって敬語にしています。

敬語としては成り立ってはいるものの…

「願います」という若干カジュアルに感じられる表現を使っているため、失礼とまでは言わないもののかしこまったフレーズが必要なシーンでは使わないほうが無難。

使い方(会話シーン推奨)

使い方はお詫び・許しを得るときのビジネスシーン。

たとえば、取引先からの依頼に対応できないとき。

【例文:ビジネス会話】
申し訳ありません。ご希望納期に間に合いそうにありません。最短納期ですすめていますので、どうかご容赦願います。

こんな感じで使います。

例文①「ご容赦ください」よりはやわらかい表現です。

が、

「願います」はややカジュアルな表現です。

ビジネス会話シーンで使うにはサラッと言える使いやすい敬語ですが、とくに社外や目上のひとへのビジネスメールで使うにはイマイチな表現。

理由はもっとかしこまった丁寧な敬語フレーズがあるから。
(失礼とまでは言えません)

ビジネスメールでは会話と違い、かしこまったフレーズ、より丁寧なフレーズを使うことが好まれます。メールは文章だけで敬意を示す必要があるからです。

とくに、

相手から許しを得たり、お詫びをしたりするシーンで使う「ご容赦」は、なおさら丁寧な表現が好まれます。

そこで、

例文③以降で紹介する「ご容赦くださいますようお願いいたします」などのように、より丁寧な敬語にしましょう。

例文(会話シーン推奨)

  • 例文「8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦願います」
  • 例文「これらについて、弊社としては一切の責任を負いかねますのでご容赦願います」
  • 例文「お客様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦願います」
・何卒=どうか=どうぞ は同じ意味で言い換えできる
・いただく は「もらう」の謙譲語
・「願います」というフレーズはややカジュアルに感じられるため、会話シーン推奨

例文③ご容赦くださいますようお願い申し上げます

ご容赦 のビジネスシーン(メール/文書/手紙/上司/目上)にふさわしい使い方と例文。

つづいて、ビジネスメールに使われることの多いフレーズ。

「ご容赦くださいますようお願い申し上げます」

あるいは

「ご容赦くださいますようお願い致します」
「何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます」
「どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます」

※「お願い申し上げます」は「お願いいたします」で言い換え可

意味と敬語

意味は例文②と同じく
「お許しください・許してください、お願いします」

敬語としてみると…

尊敬語「お・ご」を使い「ご容赦」として、
「くれる」の尊敬語「くださる」+丁寧語「ますよう」、
さらに「お願いを言う」の謙譲語「お願い申し上げる」+丁寧語「ます」をつかって敬語にしています。

とても丁寧な敬語の使い方であり、
ビジネスシーンではとくにメールや文書などのかしこまった表現が好まれるケースで使われます。

上司など目上のひとに対してはもちろんのこと、社外メールでも使える素晴らしいフレーズです。

【使い方】お詫び・謝罪・許可・お願い

使い方はお詫び・許しを得る・お願いするときのビジネスシーン。

たとえば、取引先に対して休業期間の連絡をしたいとき。

【例文:ビジネスメール】
8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

こんな感じで使います。

「例文①ご容赦ください、例文②ご容赦願います」よりもかしこまった表現であり、ビジネスメールなど文書で使うことが好まれます。

例文

  • 例文「8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます」
  • 例文「これらについて、弊社としては一切の責任を負いかねますので何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます」
  • 例文「お客様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます」
・何卒=どうか=どうぞ は同じ意味で言い換えできる
・いただく は「もらう」の謙譲語

例文「ご容赦いただきますようお願い申し上げます」

例文④ご容赦いただきますようお願い申し上げます

ご容赦 のビジネスシーン(メール/文書/手紙/上司/目上)にふさわしい使い方と例文。

つづいて、ビジネスメールに使われることの多いフレーズ。

「ご容赦いただきますようお願い申し上げます」

あるいは

「ご容赦いただきますようお願い申し上げます」
「何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます」
「どうかご容赦いただきますようお願い申し上げます」

※「お願い申し上げます」は「お願いいたします」で言い換え可

意味と敬語

意味は例文③と同じく
「お許しください、お願いします」
「許しをもらえるよう、お願いします」

敬語としてみると…

尊敬語「お・ご」を使い「ご容赦」として、
「もらう」の謙譲語「いただく」+丁寧語「ますよう」をつかい、

さらに「お願いを言う」の謙譲語「お願い申し上げる」+丁寧語「ます」をつかって敬語にしています。

とても丁寧な敬語の使い方であり、ビジネスシーンではとくにメールや文書などのかしこまった表現が好まれるケースで使われます。

上司など目上のひとに対してはもちろんのこと、社外メールでも使える素晴らしいフレーズです。

例文③ご容赦くださいますよう~との違いは、
尊敬語「くださる」なのか、謙譲語「いただく」を使うのかという点。

お許しを、

「わたしが相手に許しをもらう=いただく」
「あなたが許してくれる=くださる」

というニュアンスの違いがあります。

もちろんビジネス敬語ではどちらを用いてもOKであり、あなたのお好みで使い分けしてください。

【使い方】お詫び・謝罪・許可・お願い

使い方はお詫び・許しを得る・お願いするときのビジネスシーン。

たとえば、取引先に対して休業期間の連絡をしたいとき。

【例文:ビジネスメール】
8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

こんな感じで使います。

「例文①ご容赦ください、例文②ご容赦願います」よりもかしこまった表現であり、ビジネスメールなど文書で使うことが好まれます。

例文

  • 例文「8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦いただきますようお願い申し上げます」
  • 例文「これらについて、弊社としては一切の責任を負いかねますので何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます」
  • 例文「お客様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます」
・何卒=どうか=どうぞ は同じ意味で言い換えできる
・いただく は「もらう」の謙譲語

例文⑤ご容赦を賜りますようお願い申し上げます

ご容赦 のビジネスシーン(メール/文書/手紙/上司/目上)にふさわしい使い方と例文。

つづいて、ビジネスメールに使われることの多いフレーズ。

「ご容赦を賜りますようお願い申し上げます」

あるいは

「ご容赦を賜りますようお願い申し上げます」
「何卒ご容赦を賜りますようお願い申し上げます」
「どうかご容赦を賜りますようお願い申し上げます」

※「お願い申し上げます」は「お願いいたします」で言い換え可

意味と敬語

意味は例文③と同じく
「お許しください、お願いします」
「許しをもらえるよう、お願いします」

敬語としてみると…

尊敬語「お・ご」を使い「ご容赦」として、
「もらう」の謙譲語「賜る(たまわる)」+丁寧語「ますよう」をつかい、

さらに「お願いを言う」の謙譲語「お願い申し上げる」+丁寧語「ます」をつかって敬語にしています。

とても丁寧な敬語の使い方であり、ビジネスシーンではとくにメールや文書などのかしこまった表現が好まれるケースで使われます。

上司など目上のひとに対してはもちろんのこと、社外メールでも使える素晴らしいフレーズです。

例文③ご容赦くださいますよう~との違いは、
尊敬語「くださる」なのか、謙譲語「賜る」を使うのかという点。

例文④ご容赦いただきますよう~との違いはかしこまり度合い。
「いただく」「賜る」はどちらも「もらう」の謙譲語ですが、「賜る」のほうがよりかしこまったフレーズです。

お許しを、

「わたしが相手に許しをもらう=いただく、賜る」
「あなたが許してくれる=くださる」

というニュアンスの違いがあります。

もちろんビジネス敬語ではどれを用いてもOKであり、あなたのお好みで使い分けしてください。

【使い方】お詫び・謝罪・許可・お願い

使い方はお詫び・許しを得る・お願いするときのビジネスシーン。

たとえば、取引先に対して休業期間の連絡をしたいとき。

【例文:ビジネスメール】
8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦を賜りますようお願い申し上げます。

こんな感じで使います。

「例文①ご容赦ください、例文②ご容赦願います」よりもかしこまった表現であり、ビジネスメールなど文書で使うことが好まれます。

例文

  • 例文「8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦を賜りますようお願い申し上げます」
  • 例文「これらについて、弊社としては一切の責任を負いかねますので何卒ご容赦を賜りますようお願い申し上げます」
  • 例文「お客様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦を賜りますようお願い申し上げます」
・何卒=どうか=どうぞ は同じ意味で言い換えできる
・いただく、賜る はどちらも「もらう」の謙譲語

例文⑥ご容赦をいただければと存じます

ご容赦 のビジネスシーン(メール/文書/手紙/上司/目上)にふさわしい使い方と例文。

つづいて、ビジネスメールに使われることの多いフレーズ。

「ご容赦をいただければと存じます」

あるいは

「何卒ご容赦をいただければと存じます」
「どうかご容赦をいただければと存じます」

意味と敬語

意味は
「お許しをもらいたいと思います」

敬語としてみると…

尊敬語「お・ご」を使い「ご容赦」として、
「もらう」の謙譲語「いただく」+仮定「れば」をつかい、

さらに「思う」の謙譲語「存じる」+丁寧語「ます」をつかって敬語にしています。

とても丁寧な敬語の使い方であり、ビジネスシーンではとくにメールや文書などのかしこまった表現が好まれるケースで使われます。

上司など目上のひとに対してはもちろんのこと、社外メールでも使える素晴らしいフレーズです。

これまでの例文とはニュアンスが違い、
「存じる=思う」という敬語フレーズと仮定「れば」を使うことによって、

「お許しがもらえればなぁ…」という感じのニュアンスとなります。
より柔らかい感じのフレーズですね。

もちろんビジネス敬語では例文③~⑥であればどれを用いてもOKであり、あなたのお好みで使い分けしてください。

【使い方】お詫び・謝罪・許可・お願い

使い方はお詫び・許しを得る・お願いするときのビジネスシーン。

たとえば、取引先に対して休業期間の連絡をしたいとき。

【例文:ビジネスメール】
8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご容赦をいただければと存じます。

こんな感じで使います。

「例文①ご容赦ください、例文②ご容赦願います」よりもかしこまった表現であり、ビジネスメールなど文書で使うことが好まれます。

例文

  • 例文「8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦をいただければと存じます」
  • 例文「これらについて、弊社としては一切の責任を負いかねますので何卒ご容赦をいただければと存じます」
  • 例文「お客様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦をいただければと存じます」
・何卒=どうか=どうぞ は同じ意味で言い換えできる
・いただく、賜る はどちらも「もらう」の謙譲語

例文⑦ご容赦をいただければ幸いです

ご容赦 のビジネスシーン(メール/文書/手紙/上司/目上)にふさわしい使い方と例文。

つづいて、ビジネスメールに使われることの多いフレーズ。

「ご容赦をいただければ幸いです」

あるいは

「何卒ご容赦をいただければ幸いです」
「どうかご容赦をいただければ幸いです」

意味と敬語

意味は
「お許しをもらえたら嬉しいなぁ」

敬語としてみると…

尊敬語「お・ご」を使い「ご容赦」として、
「もらう」の謙譲語「いただく」+仮定「れば」をつかい、

さらに「幸い」に丁寧語「です」をつかって敬語にしています。

とても丁寧な敬語の使い方であり、ビジネスシーンではとくにメールや文書などのかしこまった表現が好まれるケースで使われます。

上司など目上のひとに対してはもちろんのこと、社外メールでも使える素晴らしいフレーズです。

これまでの例文①~⑤までとはニュアンスが違い、
「存じる=思う」という敬語フレーズと仮定「れば」を使うことによって、

「お許しがもらえればなぁ…」という感じのニュアンスとなります。
より柔らかい感じのフレーズですね。

例文⑥ご容赦いただければと存じます に近いニュアンスですが、より柔らかいフレーズにすると「いただければ幸いです」となります。

もちろんビジネス敬語としては例文③~⑦であればどれを用いても丁寧であり、あなたのお好みで使い分けしてください。

【使い方】お詫び・謝罪・許可・お願い

使い方はお詫び・許しを得る・お願いするときのビジネスシーン。

たとえば、取引先に対して休業期間の連絡をしたいとき。

【例文:ビジネスメール】
8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご容赦をいただければ幸いです。

こんな感じで使います。

「例文①ご容赦ください、例文②ご容赦願います」よりもかしこまった表現であり、ビジネスメールなど文書で使うことが好まれます。

例文

  • 例文「8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦をいただければ幸いです」
  • 例文「これらについて、弊社としては一切の責任を負いかねますので何卒ご容赦をいただければ幸いです」
  • 例文「お客様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦をいただければ幸いです」
・何卒=どうか=どうぞ は同じ意味で言い換えできる
・いただく、賜る はどちらも「もらう」の謙譲語

例文⑧ご容赦のほどお願い申し上げます

ご容赦 のビジネスシーン(メール/文書/手紙/上司/目上)にふさわしい使い方と例文。

つづいて、ビジネスメールに使われることの多いフレーズ。

「ご容赦のほどお願い申し上げます」

あるいは

「何卒ご容赦のほどお願い申し上げます」
「どうかご容赦のほどお願い申し上げます」

意味と敬語

意味は例文①~④と同じく
「お許しください、許してください」

敬語としてみると…

尊敬語「お・ご」を使い「ご容赦」として、
〜してくれるよう、~してもらえるよう の意味で「〜のほど」

さらに「お願いを言う」の謙譲語「お願い申し上げる」+丁寧語「ます」をつかって敬語にしています。

とても丁寧な敬語の使い方であり、ビジネスシーンではとくにメールや文書などのかしこまった表現が好まれるケースで使われます。

上司など目上のひとに対してはもちろんのこと、社外メールでも使える素晴らしいフレーズです。

例文③ご容赦くださいますよう~、例文④ご容赦いただきますよう~と同じ意味・使い方をします。

ただ、
文章の構成によっては「~のほど」としたほうが文章に締まりがでます。

もちろんビジネス敬語としては例文③~⑦であればどれを用いても丁寧であり、あなたのお好みで使い分けしてください。

【使い方】お詫び・謝罪・許可・お願い

使い方はお詫び・許しを得る・お願いするときのビジネスシーン。

たとえば、取引先に対して休業期間の連絡をしたいとき。

【例文:ビジネスメール】
8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご容赦のほどお願い申し上げます。

こんな感じで使います。

「例文①ご容赦ください、例文②ご容赦願います」よりもかしこまった表現であり、ビジネスメールなど文書で使うことが好まれます。

例文

  • 例文「8月14~18日の5日間、休みをいただきます。その間、お問い合わせには対応しておりません。休み期間中、皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご容赦のほどお願い申し上げます」
  • 例文「これらについて、弊社としては一切の責任を負いかねますので何卒ご容赦のほどお願い申し上げます」
  • 例文「お客様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます」
・何卒=どうか=どうぞ は同じ意味で言い換えできる
・いただく、賜る はどちらも「もらう」の謙譲語

【注意点】ご容赦ください、はこう使う!

つづいて「ご容赦ください・ご容赦くださいますよう」を使うときの注意点を解説します。

クレームがあったからといって謝罪メールにホイホイと使ってしまわないよう、十分にご注意ください。

ご容赦ください~は謝罪のあとに使う!!

これまでの解説では重要なポイントがぬけていました。

「ご容赦くださいようお願い申し上げます」

↑これ自体がお詫びをあらわす敬語ではないということ。あくまでも「お許しくださいね、お願い」という意味であり謝罪としては機能しません。

そこで「申し訳ありません」としっかりと謝罪をしたうえで「ご容赦くださいますようお願い申し上げます」につなげるのが素晴らしい使いかた。

謝罪メール・クレーム対応メールでは結びでつかうことの多い表現です。

お詫びはあくまで「申し訳ございません」「大変失礼いたしました」などのテッパン表現をつかい、そのあとに続けて「ご容赦ください」です。

クレーム対応には「ご容赦くださいますようお願い申し上げます」を多用しない!

クレーム対応だからといって「ご容赦くださいますようお願い申し上げます」を使いすぎないように注意しましょう。

とくにビジネスメールでは同じ表現を多用するとかなりクドイ文章となり、余計に相手を不快にさせるリスクあり。

クレーム対応ではメール文末・結びとして「どうかお許しください」のようなニュアンスで使います。

謝罪メールというのはどうしても同じような表現ばかりになりがち。「申し訳ありません」ばかり使うのもダメだし「ご容赦」ばかりを使うのも好ましくありません。

謝罪をあらわす言葉には、

申し訳ありません・ご容赦・陳謝いたします・失礼いたしました・二度と同じことのないよう、などイロイロな表現がありますのでバランスよく使いましょう。

【例文】ご容赦 をつかった謝罪文・メール全文