【2018年】自動車メーカー(完成車・部品)売上ランキング国内TOP30

【2018年版】自動車メーカー(完成車・自動車部品)および輸送機器メーカー(二輪・造船など)売上ランキング国内TOP30。

2018年3月期あるいは同等の決算報告書から最新の売上ランキングを紹介します。

就職・転職のご参考にどうぞ。

※「ホールディングス=HD」「グループ=G」と省略しています。

輸送機器業界(自動車など)の現状と、今後の動向

ランキングにはいる前にまず輸送機器業界全体のはなしをザックリと。

輸送機器業界はここ数年もっとも企業の業績がうわむいた業界のひとつ。各企業の決算数字をみても2013年ころから右肩上がりになっている場合がほとんどですね。

背景は、

  • 2013年ごろから円高が修正され円安傾向になった
    *1ドル80~100円→110円前後に
  • リーマンショック後の世界経済回復
  • 構造改革(コストカット)の実施

などいろいろ。

とくに自動車業界における回復がスゴイ。リーマンショック後に潰れかけた日産もV字回復。さらにほとんどの完成車メーカーが2017年3月期・2018年3月期決算で好業績を叩きだすなど好調。

いっぽうで今後の自動車業界の課題と動向としては、

  1. エコカー(EV、水素自動車など)の開発競争
  2. 自動運転技術の開発競争

が主なトピックですね。ようするに自動車業界は技術の変革期にあります。これらの動きに乗り遅れると自動車業界の勢力図がガラッと変わる可能性があり、各社、熾烈な開発競争を繰り広げていますね。

ご参考までに。

輸送機器業界が一体どのくらい好景気なのか、現状をいろいろな数字で確認しておきましょう。

1. 売上推移~2017年度

2017年度の輸送機器業界の売上は全企業あわせて78兆円ほど。金融業をのぞく全業種の売上が約1,544兆円だったので、おおよそ5%が輸送機器業界にあたります。

リーマンショック前の景気拡大時期よりも業界全体の売上が増えています。足元は絶好調ですね。

2. 経常利益推移~2017年度

2017年度の輸送機器業界の経常利益は全企業あわせて6兆2千億円ほど。金融業をのぞく全業種の売上が約83兆5千億円だったので、おおよそ7.4%が輸送機器業界にあたります。

業界全体の経常利益で見ると、バブル期をのぞいて過去最高とも言える好景気。ただし2018年あたりがピークとも言われていて楽観視はできません。

3. 利益率推移~2017年度

2017年度の輸送機器業界の売上にたいする経常利益率は平均7.9%ほど。金融業をのぞく全業種の経常利益率が約5.4%だったので、おおよそ1.5倍高い数値です。

リーマンショック前後でV字回復しているのが見てとれますね。

【データ出所:財務省 】

ランキング第30位-21位

【2018年版】自動車メーカー(完成車・自動車部品)および輸送機器メーカー(二輪・造船など)の国内売上ランキング。

まずはランキング30位~21位。各分野で知名度のそれなりに高い企業がこのランクに登場します。

  • 30位 エクセディ・・売上2833億円、純利157億円
    ▼大阪に本社をおく自動車部品メーカー。自動車のクラッチとトルクコンバータ、二輪車用クラッチ、建設・産業・農業機械用のクラッチ・トランスミッションなどを製造している。トヨタ系列の自動車部品メーカーであるアイシン精機が筆頭株主。同社と2002年より業務提携している。平均年収537万円。→公式HP
  • 29位 ショーワ・・売上2919億円、純利138億円
    ▼「走る、曲がる」を支える自動車部品メーカー。二輪・四輪車向けショックアブソーバー(緩衝器)およびパワーステアリングシステムを主力製品としている。ホンダが筆頭株主となり1/3超の株を保有しているが、ホンダ以外に国内外のメーカーにも部品を供給している。平均年収653万円。→公式HP
  • 28位 タチエス・・2954億円、純利81億円
    ▼国内でも数少ない独立系の自動車シートメーカー(自動車部品メーカー)。平均年収569万円。→公式HP
  • 27位 ユニプレス・・3308億円、純利159億円
    ▼自動車用プレス部品などを手がける自動車部品メーカー。プレス加工技術に強みを持ち、自動車用プレス部品の市場では最大手である。車体骨格やトランスミッション部品、樹脂成形部品の製造・販売を主な事業とし、国内外で事業を展開している。新日鉄住金が筆頭株主となっている。平均年収611万円。→公式HP
  • 26位 シマノ・・3358億円、純利384億円
    ▼大阪に本社をおく自転車部品および釣り具メーカー。ロードバイク・マウンテンバイク・レース用自転車の機構部品としては世界最大。平均年収825万円。→公式HP
  • 25位 ケーヒン・・3514億円、純利178億円
    ▼四輪・二輪の燃料供給システムやハイブリッドシステムをはじめとした電子制御製品などを手がける自動車部品システムメーカー。ホンダが41%超の株を保有し、同グループとなっているが取引先はホンダに限らずヤマハ、スズキ、川崎重工業、ハーレーダビッドソンなどあり。国内外の主要二輪メーカーにも部品を供給している。平均年収624万円。→公式HP
  • 24位 KYB・・3923億円、純利152億円
    ▼油圧技術を核に様々な製品を展開する総合油圧機器メーカー。2015年に「カヤバ工業」から社名変更した。輪車、四輪車用ショックアブソーバー(国内シェアNo.1)および油圧ショベルに代表される建設機械用油圧機器の大手企業。航空機用および船舶用油圧機器なども手がける。コンクリートミキサー車の架装でも国内最大(国内シェア約80%)。また東京駅、東京スカイツリー、関西国際空港、新宿センタービル、さいたまスーパーアリーナ、新国立劇場などの建築物にも係わっている。ショベル用油圧シリンダーおよびショックアブソーバーのグループ総生産本数は世界最大級。トヨタ自動車が約7.7%の株を保有している。平均年収657万円。→公式HP
  • 23位 三菱ロジスネクスト・・4330億円、純利29億円
    ▼バッテリーフォークリフトなどを製造するメーカー。それだけでなく無人搬送システム、物流なども手がけている。2013年4月1日に三菱重工業が儲かっていないフォークリフト事業を会社分割により承継して発足。以来、同社のグループ企業となっている。フォークリフト市場では豊田自動織機につぐ国内No.2、世界では豊田自動織機・独キオンにつぐNo.3の規模をほこる。平均年収655万円。→公式HP
  • 22位 フタバ産業・・4404億円、純利107億円
    ▼愛知県岡崎市に本社を置くマフラーなど自動車部品の大手メーカー。トヨタ自動車が約31%を出資しており筆頭株主となっている。同社との取引をメインとしつつ、他メーカーへも供給している。平均年収596万円。→公式HP
  • 21位 テイ・エス テック・・4794億円、純利301億円
    ▼自動車用シート、内装部品などを手がける大手自動車部品メーカー。ホンダが一部出資しているが、国内外の他メーカーにも部品を供給している。平均年収692万円。→公式HP

ランキング第20位-11位

【2018年版】自動車メーカー(完成車・自動車部品)および輸送機器メーカー(二輪・造船など)の国内売上ランキング。

つづいてランキング20位~11位。

  • 20位 東海理化電機製作所・・売上4819億円、純利220億円
    ▼トヨタ系列の大手自動車部品メーカー。人の意思をクルマに伝えるヒューマン・インターフェイスシステム、クルマを守るセキュリティシステム、 クルマに乗る命を守るセイフティシステムなどを手がけている。平均年収623万円。→公式HP
  • 19位 日産車体・・5586億円、純損-22億円
    ▼開発から生産までを担う完成車メーカー。日産グループ。ADやキャラバン、エルグランド、シビリアンのほか救急車なども手がけている。平均年収600万円。→公式HP
  • 18位 三井E&S HD・・7032億円、純損-101億円
    ▼造船、機械、プラントなどを手掛ける三井系の重工業メーカー。2018年に三井造船から社名変更し、さらに持株会社制に移行した。自動車とはまったく関係ないが業種「輸送用機器」となっているためランキングに入れた。造船も輸送用機器の一部との解釈ができる?。平均年収616万円。→公式HP
  • 17位 NOK・・7293億円、純利352億円
    ▼独立系の自動車部品メーカー。国内の完成車メーカー12社全てと取引実績あり。主力の自動車用オイルシールおよびOリングで国内No.1シェア。他に携帯電話、HDD用のフレキシブルプリント基板(FPC)においても国内シェアNo.1(No.2フジクラ、No.3日東電工)であり、子会社の日本メクトロンが製造・販売している。平均年収712万円。→公式HP
  • 16位 豊田合成・・8069億円、純利211億円
    ▼大手自動車部品メーカー。とくにプラスチック加工の必要な内外装部品やその他の部材を手がけている。トヨタグループの主要企業では唯一社名の読みを「とよだ」としている。平均年収661万円。→公式HP
  • 15位 トヨタ紡織・・1.3兆円、純利427億円
    ▼トヨタグループの大手自動車部品メーカー。もともとは繊維の自動織機(装置)をつくっていたが現在では、自動車部材が売上の大半を占める。自動車の内装・外装品、パワートレーン機器部品などの自動車関連部品、および繊維関連製品の製造、販売を行っている。平均年収716万円。→公式HP
  • 14位 川崎重工業・・1.5兆円、純利289億円
    ▼重電、航空機、バイク、造船などなど多方面に展開する大手機械メーカー。どちかというと重工業メーカーとの位置づけであり、三菱重工業・IHIとともに三大重工業の一角をになう名門企業でもある。平均年収705万円。→公式HP
  • 13位 ヤマハ発動機・・1.6兆円、純利1016億円
    ▼バイク、電動アシスト自転車、マリン製品などを手がける大手機械メーカー。船外機・ウォータービークル販売台数で世界No.1。また二輪の売上で世界No.2の規模をほこる。平均年収740万円。→公式HP
  • 12位 日野自動車・・1.8兆円、純利513億円
    ▼主にトラック・バスといった商用車を製造する完成車メーカー。トヨタ自動車の連結子会社でトヨタグループの一社となっている。日本国内の大型・中型トラック販売では2019年現在、45年連続No.1の座をキープしている。ただし世界的にはTOP10にすらはいらない。 平均年収655万円。→公式HP
  • 11位 豊田自動織機・・2兆円、純利1681億円
    ▼トヨタグループの源流となった大手機械メーカー。創始者・豊田佐吉が発明した自動織機を原点に、繊維機械、 自動車(車両、エンジン、コンプレッサーなど)、トヨタ L&F ブランドなどの産業車両、エレクトロニクスなど多岐にわたる。平均年収795万円。→公式HP

ランキングTOP10

【2018年版】自動車メーカー(完成車・自動車部品)および輸送機器メーカー(二輪・造船など)の国内売上ランキング。

ランキングTOP10。

10位 いすゞ自動車・・売上2兆円、純利1056億円

主にトラック・バスの商用車を製造する完成車メーカー。

かつてはゼネラルモーターズの関連会社だったが、2006年4月に資本関係を解消した。

トラック・バスなどに使われるディーゼルエンジンにつよみをもち、最も燃費効率が良く、最もクリーンなディーゼルエンジンメーカーとして、市場からの評価が高い。

平均年収749万円。→公式HP

9位 三菱自動車工業・・売上2.1兆円、純利1076億円

1970年に三菱重工業から独立して発足した完成車メーカー。

定期的に不正(不祥事)を起こすことで有名(?)な企業であり、最近では2016年に燃費不正事件が発覚後、瞬間的なユーザー離れから業績がいちじるしく悪化。

このことから2016年10月に日産自動車が筆頭株主となり、日産自動車とフランスのルノーと共にルノー・日産・三菱アライアンスを構成している。

2017年3月期には巨額赤字を計上したが、その後アライアンスの成果もあってか持ち直しつつある。でもまた新たな不祥事が5年後くらいに発覚することは、あらかじめ織り込んでおいたほうがよい。

なお三菱自動車の2017年4月~2018年3月における地域別の自動車販売台数は以下のとおり。

  • 日本・・・9.8万台(昨年度比+22.2%)※不正発覚前ピーク14万台
  • アジア・・43.2万台(+37.2%)※中国メイン
  • 欧州・・・19.3万台(+7.5%)
  • 北米・・・15.5万台(+12.3%)
  • その他・・22.4万台
  • 合計・・・110.2万台(+18.9%)

平均年収720万円。→公式HP

8位 SUBARU・・売上3.4兆円、純利2203億円

「レガシィ」シリーズなどで知られる完成車メーカー。2017年に旧社名「富士重工業」から、より知名度の高い「SUBARU」ブランドを用いた現社名に変更した。

完成車メーカーとしての規模は小さいものの、売り出すクルマは「走り」を重視する熱狂的なファンにうけがよく、このようなファンを「スバラー」と言うほどである。

米国市場においてとくに成功をおさめており、現在では日本よりむしろ米国市場がメインである。2018年の全社販売台数100万台のうち、半分以上の67万台をアメリカ市場で販売した。

なおSUBARUの2017年4月~2018年3月における地域別の自動車販売台数は以下のとおり。

  • 日本・・・16.3万台(昨年度比+2.5%)
  • 米国・・・67.1万台(+0.4%)
  • 欧州・・・  4.0万台(▲2.4%)
  • 中国・・・  2.7万台(▲38.6%)
  • その他・・16.6万台
  • 合計・・・106.7万台(+0.2%)

また自動車のほかに航空宇宙分野において、米ボーイング社などへの主翼製造なども手がけるが全社売上の5%にも満たない。

平均年収669万円。→企業サイト

7位 マツダ・・売上3.4兆円、純利1120億円

広島県に本拠をおく完成車メーカー。

「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」「CX-3、CX-5、CX-8」「ロードスター」シリーズなどのブランドで知られる。

2017年4月~2018年3月における地域別の自動車販売台数は、

  • 日本・・・21.0万台(昨年度比+4%)
  • 北米・・・43.5万台(+1%)
  • 中国・・・32.2万台(+11%)
  • 欧州・・・26.9万台(+3%)
  • その他・・39.4万台(+5%)
  • 合計・・・163.0万台(+5%)

となっておりグループ合計で163万台を販売した。

平均年収679万円。→企業サイト

6位 スズキ・・売上3.7兆円、純利2157億円

自動車・二輪メーカー。

国内ではコンパクトカー(軽自動車・小型車)、海外ではセダンタイプを主軸にした戦略で特にインド市場において成功をおさめている。

「ソリオ」「スイフト」「スペーシア」シリーズなどで知られる。

国内では1973年から2006年までの34年間にわたり販売台数No.1であり、その後もダイハツと激しい首位争いを演じている。

大工から身を起こした鈴木道雄により、1909年に織機メーカー「鈴木式織機製作所」として創業し戦後、二輪・四輪を手がけるようになった。

オーナー企業であるが、創業家の直系ではない鈴木修 氏が1978年に社長に就任してからは世襲ではなくなった。ただ同氏は2代目社長 鈴木俊三の婿養子であるため、広い意味での世襲かもしれないけど…

また現在の会長でもある鈴木修 氏は優秀な経営者であるものの、従業員に厳しいことでも有名。

「土曜休んで日曜も休む奴は要らない。今の日本の悪い所はアメリカ的時間の切り売りが横行している事だ。8時間働けばそれでいいなど通用しない、成果で報酬がでるんだ」などと時代錯誤の発言を過去にしている。

そもそもスズキの平均年収を見る限り、成果に見合う報酬が出ているとは決して言い難い。労働者を大切にしない会社は、逆に労働者に見捨てられるだろう。日本は労働力が足りていないのだから…。

なお2017年4月~2018年3月における地域別の自動車販売台数は以下のとおり。

  • 日本・・・  66.8万台(昨年度比+4.6%)
  • インド・・165.4万台(+14.5%)
  • アジア・・  44.0万台(+14.5%)
  • 欧州・・・  28.1万台(+14.9%)
  • その他・・  18.2万台(+11.0%)
  • 合計・・・322.4万台(+10.5%)

※中国では減少(▲28.8%)。

平均年収657万円。→企業サイト

5位 アイシン精機・・売上3.9兆円、純利1345億円

トヨタグループの大手自動車部品メーカー。

ブレーキシステムや、大容量トランスミッション、エンジン関連、ドア周り部品、GPSカーナビゲーションなどを手がけている。音声案内を行うボイスカーナビゲーションを世界で初めて世に送り出した。オートマチックトランスミッション(自動変速機)においては世界トップレベルとも言われる。

アイシン精機は、一つの事業が大きくなった場合は分社化するという特徴があり、グループ会社は全世界で180社以上存在する。なかでも子会社であるアイシン・エィ・ダブリュは、近年成長が著しく、親会社であるアイシン精機と比較しても売上高・社員数共にほぼ変らないという規模まで成長している。

平均年収733万円。→公式HP

4位 デンソー・・売上5.1兆円、純利3205億円

トヨタグループの大手自動車部品メーカー。

1949年にトヨタ自動車の赤字部門であった「電装部」が分離独立し「日本電装株式会社」として発足した。独立時の累積赤字は1億4000万円、独立により極度の業績悪化におちいり、社員の30%に対し人員整理をおこなった。

その後、着々と自動車部品メーカーとして拡大をつづけた結果、今にいたる。現在ではトヨタ以外にも取引をひろげ、主要の自動車メーカー全てに納入実績がある。

また2009年以来、自動車部品分野における全体売上で世界シェアNo.1を維持している。

平均年収811万円。→公式HP

3位 日産自動車・・売上11.9兆円、純利7468億円

大手完成車メーカー。

「日産リーフ」「ノート」「セレナ」「Xトレイル」シリーズなどで知られる。

フランスのルノー、三菱自動車工業と共に、ルノー・日産・三菱アライアンスを形成している。

1990年代の継続的な販売不振により、2兆円あまりの有利子債務を抱え倒産寸前の経営状態となり1999年3月にフランスの自動車メーカーのルノーと資本提携(ルノー=日産アライアンス)を結び、同社の傘下に入り更生をはかる事となった。

その後ルノーの指示により送り込まれたカルロス・ゴーン氏がリストラなどを含む構造改革「日産リバイバルプラン」を実施し、経営を立て直した。なお同氏は2018年11月のナゾ逮捕劇により、2019年1月現在も拘置所生活をおくっている。

2017年4月~2018年3月における地域別の自動車販売台数は以下のとおり。

  • 日本・・・  58.4万台(昨年度比+2.6%)
  • 中国・・・152.0万台(+12.2%)
  • 北米・・・209.1万台(▲1.8%)
  • 欧州・・・  75.6万台(▲2.6%)
  • その他・・  81.9万台(+1.3%)
  • 合計・・・577.0万台(+2.6%)

平均年収817万円。→企業サイト

2位 本田技研工業・・売上15.3兆円、純利1兆円

二輪および完成車メーカー。

二輪分野では世界No.1の台数・売上をほこり、自動車分野でも世界有数のメーカーである。

なお自動車だけでみると販売台数でトヨタG(ダイハツ含む)、日産につぐ国内No.3。グループ全体の売上では日産を上回り、国内では業界No.2ということになる。

「フィット」「オデッセイ」「ステップワゴン」「レジェンド」「アコード」「シビック」「インサイト」などのブランドで知られる。もちろんバイク二輪でも有名。

また創業者の故「本多宗一郎」氏はユニークな経営者として知られ、世襲・縁故採用の禁止など、当時としては様々な革新的なルールをつくった。

2017年4月~2018年3月における地域別の自動車販売台数は以下のとおり。

  • 日本・・・  69.6万台(昨年度比+4.2%)
  • 北米・・・190.2万台(▲3.5%)
  • 欧州・・・  18.3万台(▲0.5%)
  • アジア・・ 216.6万台(+10.3%)
  • その他・・  25.2万台(+4.1%)
  • 合計・・・519.9万台(+3.4%)

平均年収808万円。→企業サイト

1位 トヨタ自動車・・売上29.3兆円、純利2.4兆円

日本最大の完成車メーカー。

豊田自動織機を源流とするトヨタグループの中核企業で「ダイハツ工業」「日野自動車」の親会社。さらにSUBARUの筆頭株主でもある。

「プリウス」「クラウン」「LEXUS」「ヴィッツ」「カローラ」「VOXY」などのブランドで知られる。ダイハツ工業の手がけるブランドもふくめると数え切れないほどの車種を保有している。

豊田佐吉(とよだ さきち)が創業した豊田自動織機製作所内(愛知県刈谷市)に、1933年に開設された自動車部がトヨタ自動車の起源。その後は親会社をぬいてトヨタグループの中核企業となった。俗に言う「親孝行会社」であった。

2017年4月~2018年3月における地域別の自動車販売台数は以下のとおり。

  • 日本・・・225.5万台(昨年度比▲0.8%)
  • 北米・・・280.6万台(▲1.1%)
  • 欧州・・・  96.8万台(+4.6%)
  • アジア・・154.3万台(▲2.8%)
  • その他・・139.2万台(+3.3%)
  • +日野/ダイハツ他
  • 合計・・・1044万台(+1.9%)

※上記にはダイハツ・日野ブランド車をふくむ。レクサスもふくむ。

平均年収831万円。→企業サイト

自動車販売台数ランキング|2017年4月~2018年3月

国内メーカーのみの自動車販売台数ランキングをまとめると以下のとおり。

日本市場のみランキング

  1. トヨタ・・・225.5万台(昨年度比▲0.8%)※ダイハツ・日野、レクサス含む
  2. ホンダ・・・  69.6万台(昨年度比+4.2%)
  3. スズキ・・・  66.8万台(昨年度比+4.6%)
  4. 日 産・・・  58.4万台(昨年度比+2.6%)
  5. マツダ・・・  21.0万台(昨年度比+4%)
  6. スバル・・・  16.3万台(昨年度比+2.5%)
  7. 三菱自・・・    9.8万台(昨年度比+22.2%)※不正発覚前ピーク14万台

日本国内市場ではご覧のとおりトヨタがダントツTOP。ホンダ・スズキ・日産が第2グループ。マツダ・スバルが第3グループ。三菱自がケツ。というような感じ。

世界累計販売台数ランキング2018年版

  1. トヨタ・・・896.4万台(対2016年度比▲0.1%)
  2. 日 産・・・577.0万台(+2.6%)
  3. ホンダ・・・519.9万台(+3.4%)
  4. スズキ・・・322.4万台(+10.5%)
  5. マツダ・・・163.0万台(+5%)
  6. 三菱自・・・110.2万台(+18.9%)
  7. スバル・・・106.7万台(+0.2%)

世界累計販売台数でもご覧のとおりトヨタがダントツTOP。日産・ホンダがほぼ横ならびという結果に。

世界新車販売台数ランキング2018年版(外資系ふくむ)

外資系企業=2017年1月〜同12月の新車販売台数

日系企業=2017年3月〜2018年3月までの新車販売台数

  1. 独VW・・・1,074万台
  2. トヨタ・・・1,044万台
  3. 米GM・・・960万台
  4. 米フォード・・661万台
  5. 日産・・・577万台
  6. ホンダ・・520万台
  7. 米フィアット・クライスラー (FCA)・・474万台
  8. 韓ヒュンダイ・・450万台
  9. 仏ルノー・・・376万台
  10. 仏プジョー・シトロエン (PSA)・・363万台
  11. スズキ・・・322万台
  12. 韓KIA・・・275万台
  13. 独BMW・・・246万台
  14. 独ダイムラー (ベンツ)・・229万台
  15. マツダ・・・163万台

※VWはアウディなど含む、トヨタは日野・ダイハツ含む

世界的に見ても日本の自動車メーカーは頑張っています。トヨタ・ホンダ・日産の3社がグローバルTOP10入り。TOP15までだとスズキ・マツダも入ります(中国メーカーを集計しきれていないのですが…)。

アライアンス別の新車販売数ランキング2018年版

ところで…自動車メーカーは日産・ルノー・三菱自動車などのようにグローバルアライアンスを組んでいる先もあり、その観点でランキングすると以下の通りになります。

  1. VW・・・1,074万台
  2. 日産・ルノー・三菱自・・1,063万台
  3. トヨタ・・・1,044万台
  4. GM・・・960万台
  5. ヒュンダイ – KIA・・725万台
  6. フォード・・・661万台
  7. ホンダ・・・520万台
  8. フィアット・クライスラー (FCA)・・474万台
  9. プジョー・シトロエン (PSA)・・363万台
  10. スズキ・・・322万台

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