「ご支援ご鞭撻のほど」意味・使い方のすべて「お願い申し上げます」他

あとは「ご支援ご鞭撻の程よろしくお願い致します」だけでなく、いろいろ使える「ご支援ご鞭撻」の例文を紹介しておきます。

どの例文も上司や目上・取引先などのビジネスメールに使える丁寧な敬語フレーズにしています。ご参考にどうぞ。

すでに登場した例文もありますが、いちおう全てをまとめておきます。

依頼・お願いビジネスメールに使う「ご支援ご鞭撻」

ビジネスシーンにふさわしい「ご支援ご鞭撻」の使い方

何かしら目上や上司・取引先に「支援し激励してほしい」とお願い・依頼をするときのビジネスメール結び締めとして使います。

たとえば、

• 例文「ご支援ご鞭撻くださいませ」
• 例文「ご支援ご鞭撻をお願い致します」
• 例文「ご支援ご鞭撻いただきたく、お願い致します」
  意味は「支援し激励してもらいたい、お願いします」
• 例文「ご支援ご鞭撻いただきたく存じます。何卒よろしくお願い致します」
  意味は「支援し激励してもらいたいと思います」
• 例文「ご支援ご鞭撻いただければと存じます。何卒よろしくお願い致します」
  意味は「支援し激励してもらえたらと思います」
• 例文「ご支援ご鞭撻の程お願い申し上げます」
  意味は「支援し激励してくれるよう、お願いします」
• 例文「ご支援ご鞭撻くださいますようお願い申し上げます」
  意味は「支援し激励してくれるようお願いします」
• 例文「ご支援ご鞭撻いただきますようお願い申し上げます」
  意味は「支援し激励してもらうようお願いします」
• 例文「ご支援ご鞭撻いただければ幸いです」「ご支援ご鞭撻いただけましたら幸いです」
  意味は「支援し激励してもらえたら嬉しいです」
• 例文「ご支援ご鞭撻いただければ幸甚に存じます」「ご支援ご鞭撻いただけましたら幸甚に存じます」
  意味は「支援し激励してもらえたら、とても嬉しいです」
• 例文「ご支援ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます」
  意味は「支援し激励してもらうようお願いします」
• 例文「ご支援ご鞭撻賜れますと幸甚に存じます」
  意味は「支援し激励してもらえたら、とても嬉しいです」

のようにお願いすると丁寧です。

下の例文ほど丁寧な（丁重な）敬語になります。

ざっくりとは「ご支援ご鞭撻いただければ幸いです・幸甚に存じます」「ご支援ご鞭撻（を）賜りますようお願い申し上げます」がもっとも丁寧な敬語であり、あとはほぼ等しいレベル。

まぁ、ようするにどれも「支援し激励してね！よろしく」という意味なのですが…

お礼メールに使う「ご支援ご鞭撻」

ビジネスシーンにふさわしい「ご支援ご鞭撻」の使い方

あとは何かしらに支援し激励してもらったときの、お礼ビジネスメールにも使えます。

たとえば、

のようにビジネスメール書き出しの挨拶にお礼として使うと丁寧です。

まぁ、ようするに「支援し激励してくれてありがとう！」という意味なのです。

お願い申し上げます ＝ お願い致します

ところでビジネスシーンでは、

「ご支援ご鞭撻くださいますようお願い申し上げます」としても丁寧ではありますが…

「ご支援ご鞭撻くださいますようお願いいたします」「ご支援ご鞭撻くださいますようお願い致します」と言い換えすることもできます。

また「どうか」という意味の「何卒（なにとぞ）」をつかい、

「ご支援ご鞭撻くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます」

頭の片隅にいれておきましょう。

“ご支援ご鞭撻いただく vs ご支援ご鞭撻くださる”の使い方

ややこしいので「ご支援ご鞭撻いただく vs ご支援ご鞭撻くださる」の使い方について。

代表的なパターンを表にまとめておきます。

こまかく解説していくとそれだけで記事がおわってしまいますので、目的にあわせてお使いください。

“ご支援ご鞭撻いただく”の使い方まとめ（すべて敬語）

※ ②+丁寧語”ます”をつかうとより丁寧な敬語になります。

※ 「頂く」「いただく」は漢字でも平仮名でもOK

※「×」としたのは一般的につかわない

“ご支援ご鞭撻くださる”の使い方まとめ（すべて敬語）

※ ②+丁寧語”ます”をつかうとより丁寧な敬語になります

※ 「下さる」「くださる」は漢字でも平仮名でもOK

※「×」としたのは一般的につかわない