「ご指導いただけましたら幸いです」意味と使い方・メール例文

「ご指導いただけましたら幸いです」は「指導してもらえたら嬉しいです」という意味。

ようは「指導してほしい!」「指導してください!」と言いたいわけですが・・・丁寧な敬語にするとこんな風にややこしい表現になります。

使い方は何かしら指導してほしいときのお願い・依頼ビジネスメール。社内上司や目上にかぎらず社外取引先にもつかえる丁寧なフレーズです。

くわしくは本文にて意味や敬語の種類、ビジネスシーンにふさわしい使い方、ビジネスメール例文、注意点を解説していきます。

※長文になりますので「見出し」より目的部分へどうぞ

意味

まずは「ご指導いただけましたら幸いです」の意味と敬語について順をおって解説します。

“指導”の意味は「教え導くこと」

指導(読み:しどう)の意味は・・・

「ある目的・方向に向かって教え導くこと」

たとえば、

【例文】後輩を指導する。

【例文】野球の指導者

のようにして使います。

“ご指導いただけましたら”の意味は「指導してもらえたら」

まずは前半部分。

「ご指導いただけましたら〜」の意味は…

指導してもらえたら〜

このように解釈できます。

「お(ご)〜いただけましたら」は「〜してもらえたら」という意味の敬語(謙譲語+丁寧語)

「〜いただける」は謙譲語「いただく」の可能表現。可能の表現をつかっているので意味としては「〜してもらえる」となります。

おなじような可能の表現にはたとえば、

「泳ぐ → 泳げる」
「書く → 書ける」
「聞く → 聞ける」

などあり。どれも「〜できる」という意味になりますね。

こまかい敬語の解説は長くなるため次項にて。

なお表記は、

漢字表記「ご指導頂けましたら」vs. ひらがな表記「ご指導いただけましたら」の両方ともOK。どちらをつかっても正しい敬語です。

“幸いです”の意味は「嬉しいです、幸せです」

つづいて後半部分。

「幸いです」の意味は…

嬉しいです
幸せです

このように解釈できます。

もととなる単語は「幸い(さいわい)」であり、丁寧語「です」を使って敬語にしています。

あわせると意味は「指導してもらえたら嬉しいです」

  1. ご指導 = 指導すること
  2. ご・お~いただけますと = 「〜してもらえたら」の意味の敬語
  3. 幸いです= 「幸せです、嬉しいです」の意味

これらの単語を合体させて意味を考えます。

すると「ご指導いただけましたら幸いです」の意味は…

「指導してもらえたら嬉しいです」

のように解釈できます。

ようは「指導してほしい!」「指導してください!」ということなのですが、このままではあまりにストレートすぎて目上や上司・取引先につかうにはイマイチです。

そこで「~してもらえたらと嬉しいです」というように遠回しにして、とてもやわらか~いお願いの敬語フレーズにしています。

そんなに丁寧にお願いする必要あるの?って思うくらい。

目上・上司にはもちろんのこと社外取引先にもつかえる丁寧な敬語フレーズですね。

敬語の解説

「ご指導いただけましたら幸いです」を敬語としてみていくと以下のとおりに成り立ちます。

難しいので敬語についてくわしく学ぶ必要のない方はスキップしてください。

  • もとになる単語「指導」
  • “〜してもらう”の謙譲語”お(ご)〜いただく”で「ご指導いただく
  • 可能形にして「ご指導いただける
  • 丁寧語”ます”をくっつけて「ご指導いただけます
  • 仮定の”たら”をくっつけて「ご指導いただけましたら
  • “嬉しい”の意味である”幸い”に丁寧語”です”をくっつけて「幸いです

→ すべてあわせると「ご指導いただけましたら幸いです」という敬語の完成

このようにして元になる語「指導」を敬語にしています。つまり敬語としては何もおかしいところはありません。間違いではなく正しい敬語です。

相手に強制しない、とてもやわらか~いお願いの敬語フレーズになります。

なお「ご指導していただけましたら幸いです」は間違い敬語となりますのでご注意を。「指導していただけましたら幸いです」とすれば正しい敬語ではありますが…

長くなるため理由は省略。

補足

  • 漢字表記「ご指導頂けましたら」vs. ひらがな表記「ご指導いただけましたら」の両方ともOK。
  • 「〜いただける」は謙譲語「いただく」の可能表現。可能の表現をつかっているので意味としては「〜してもらえる」となります。

ちなみに敬語「お(ご)」は…

  1. 「自分がご指導する」「相手にご指導いただく」のであれば謙譲語としての使い方。
  2. 上司・目上・取引先などの「相手がご指導くださる・ご指導になる」のであれば尊敬語としての使い方。

というように2パターンあります。

難しく感じるかたは「お(ご)〜いただく」のセットで謙譲語とおぼえておきましょう。

【使い方】指導の依頼・お願いビジネスメール

つづいて「ご指導いただけましたら幸いです」の使い方について。

ようは「指導してほしい!」「指導してください!」という意味なので、そのような依頼・お願いビジネスメールに使います。

取引先など社外あてに限らず、上司や目上など社内あてのメールにも使える丁寧なフレーズですね。

例文

たとえば、

  • 【例文】ご指導いただけましたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
  • 【例文】ご指導いただけましたら幸いです。よろしくお願い致します。

※ 意味は「指導してもらえたら嬉しいです。よろしく」

のようにして何かの依頼・お願いをともなうビジネス文書やビジネスメールで結び・締めくくりとして使われます。

もちろん結びでなく文章の途中でつかっても丁寧です。

なお「ご了承いただけましたら幸いです」というように「」を入れるケースもあります。どちらを使っても正しい敬語です。

ビジネスメール例文(全文)

こうして長々と読んでいてもイメージがつかみにくいかと思いますので、より実践的に。

ここでは「ご指導いただけましたら幸いです」の使い方をビジネスメール例文でご紹介。

どれも目上・上司・取引先にふさわしい丁寧な敬語にしています。ご参考にどうぞ。

なおビジネスメールにおいては以下の敬語もオススメです。

① それなりに丁寧「ご指導くださいませ」

② 丁寧「ご指導いただければと存じます」

③ かなり丁寧「ご指導いただけましたら幸いです」など

④ ↓とくにビジネスメール結び/文末につかう↓

「ご指導頂きますようお願い申し上げます」

「ご指導くださいますようお願い致します」

「ご指導のほど宜しくお願い致します」

【例文】上司への年賀状

謹賀新年
旧年中は公私にわたって大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
本年もより一層の精進を重ねて参る所存ですので、昨年同様ご指導のほどよろしくお願いいたします。

※年賀状は一般的に句読点を使わない

ビジネスメール例文②赴任・着任後の異動挨拶(社内)

【社内BCC一斉送信・基本テンプレート】
・赴任/着任後の異動挨拶ビジネスメール例文
・もっともかしこまったシーンで使う
・着任して出勤したらまず、これまでお世話になった人々へ報告の意味でBCC一斉送信する

メール件名:着任のご挨拶

拝啓 春暖の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて私こと、4月1日付でxx支社■■営業部勤務を命ぜられ、過日着任いたしました。zz支社▲▲営業部在任期間中は、多大なご厚情とご指導を賜り、心より御礼を申し上げます。

これまでの経験を活かし、今後は■■営業部において●●事業の発展に力を尽くしてまいる所存でございます。

今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

甚だ略儀ではございますが、
まずはメールをもちましてご挨拶申し上げます。 敬具

——————————-
xx支社■■営業部 ノマド
——————————-

※「ご指導ご鞭撻のほど~」と言い換えても丁寧です。

ビジネスメール例文③異動先の上司への挨拶(社内)

【社内上司・基本テンプレート】
・異動先の上司への挨拶ビジネスメール例文
・直属の上司にメールなり、電話で挨拶をする※必要に応じて上司の上司にもメールする
・内示があり、初出勤日が決まった段階で挨拶メールをする※ただし会社の文化による
・テンプレートとして使えるもっともシンプルな例文

メール件名:異動のご挨拶

■■グループ
山下 課長 (社内上司)

お疲れ様です。

このたび、4月1日付で東京本社xx部■■課への異動を命ぜられました、▲▲xxと申します。

入社以来、大阪支社●●営業部で3年、▲▲営業部で3年と営業職に従事し、東京本社勤務は初めてとなります。

初めてのことばかりで何かとお手間をお掛けすることと存じますが、一刻も早く■■事業の発展に貢献できるよう、尽力して参る所存でございます。

ご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

甚だ略儀ではございますが、
まずはメールにてご挨拶申し上げます。

——————————-
リテール営業部 国内営業課
のまど サラリーマン
——————————-

※「ご指導ご鞭撻のほど~」と言い換えても丁寧です。

“ご指導いただけますと幸いです”としても丁寧

「ご指導いただけましたら幸いです」と似たような敬語には・・・

  • 【例文】ご指導いただけますと幸いです
  • 【例文】ご指導いただければ幸いです

もあります。言いたいことは「指導してほしい」であり、どれも丁寧な敬語なので使い分ける必要はありませんが…

いちおう意味と違いについて考えてみます。

“こ指導頂ければ vs. 頂けますと vs. 頂けましたら”の意味と違い

どちらも結局のところ「指導してほしい!」「指導してください!」という意味になるのですが…こまかくは以下のとおり意味と敬語の違いあり。

  • 「ご指導いただけますと」だと意味は「指導してもらえると
    → 敬語は”お(ご)~いただく”+可能形+丁寧語”ます”+接続助詞”と”

いっぽうで、

  • 「ご指導いただけましたら」だと意味は「指導してもらえたら
    → 敬語は”お(ご)~いただく”+可能形+丁寧語”ます”+仮定”たら”
  • 「ご指導いただければ」だと意味は「指導してもらえたら
    → 敬語は”お(ご)~いただく”+可能形+仮定”れば”

となります。

まとめると・・・

謙譲語「いただく」を可能形にすると「いただける」になり、

「いただける」に丁寧語”ます”+接続助詞”と”をくっつけると「いただけますと」になり、

「いただける」に仮定の「れば」をくっつけると「いただければ」になり、

「いただけますと」に仮定の「たら」をくっつけると「いただけましたら」になります。

なお「ご指導いただけましたら幸いです」というように「」を入れるケースもあります。どちらを使っても正しい敬語です。

どれも丁寧であり使い分けの必要はない

これまで見てきたように、どの敬語もこのうえなく丁寧なフレーズです。したがって上司など社内の目上はもちろんのこと、社外取引先にもつかえますね。

お好きなフレーズを使えばよく、使い分けする必要はありません。

“ご指導賜れましたら幸いです”だとなお丁寧

さらに死ぬほど丁寧なメールや文書にしたいときには・・・

「いただく」ではなく「賜る(たまわる)」をつかい、

  • 【例文】ご指導賜れますと幸いです
  • 【例文】ご指導賜れましたら幸いです

とします。

これまで紹介した敬語と言いたいことはおなじ。

ただ、賜る(たまわる)という敬語のほうがよりカチッとした表現になりますので、文書や手紙・公式なビジネスメールでは「賜る」をよく使います。

普段づかいのメールであれば「いただく」で十分に丁寧です。

いちおう意味と違いについて簡単に解説しておきます。

“ご指導頂けましたら vs. ご指導賜れましたら”の意味と違い

どちらも結局のところ「指導してほしい!」「指導してください!」という意味になるのですが…こまかくは以下のとおり意味と敬語の違いあり。

  • 「ご指導いただけましたら」だと意味は「指導してもらえたら
    → 敬語は”お(ご)~いただく”+可能形+丁寧語”ます”+仮定”たら”

いっぽうで、

  • 「ご指導賜れましたら」だと意味は「指導してもらえたら
    → 敬語は謙譲語“お(ご)~賜る”+可能形+丁寧語”ます”+仮定”たら”

となります。

「お(ご)〜賜る」「お(ご)〜いただく」はどちらも「〜してもらう」の敬語(謙譲語)。

したがって意味としてはどちらも同じです。

ただし「賜る」のほうがよりカチッとした表現になりますので、文書や手紙・公式なビジネスメールでは「賜る」をよく使います。

なお「ご指導賜れましたら幸いです」というように「」を入れるケースもあります。どちらを使っても正しい敬語です。

手紙や公式なビジネスメールにおすすめ

これまで見てきたように、どちらの敬語もこのうえなく丁寧なフレーズです。上司など社内の目上はもちろんのこと、社外取引先にもつかえる素晴らしく丁寧な敬語です。

ただ、より堅苦しいというかビジネス文書や手紙むけというか・・・

カチッとした表現は「賜る」のほうです。

本当に死ぬほど丁寧なメールや文書にしたいときに使いましょう。

ほかにも使える丁寧な敬語

これまで紹介した例文のほかにも・・・

似たような言い換え敬語で、おなじように丁寧なフレーズをまとめておきます。

どれも「指導してほしい!」「指導してください!」と依頼・お願いしたいときのビジネスメールに使えます。

『ご指導いただければ幸いです』

「ご指導頂けましたら幸いです」だけじゃない丁寧なビジネス敬語

  • 例文「ご指導いただければ幸いです」

意味は『指導してもらえたら嬉しいなぁ、幸せだなぁ』

つまり『指導してもらえたら嬉しいです』

相手に強制しない、とてもやわらか~いお願いの敬語フレーズですね。

「いただければ」は「〜してもらう」の謙譲語「お(ご)〜いただく」+可能形+仮定の「~れば」

「幸いです」は「幸い」+丁寧語「です」

というように敬語にしており、目上のひとや上司・社外取引先につかえるとても丁寧なビジネスフレーズです。

『ご指導いただけましたら幸甚に存じます』など

「ご指導頂けましたら幸いです」だけじゃない丁寧なビジネス敬語

あとは「幸い」ではなく「幸甚(こうじん)」をつかい、

  • 【例文】ご指導いただければ幸甚に存じます/幸甚です
    ※意味は「指導してもらえたら、この上なくありがたく思います/です」
  • 【例文】ご指導いただけますと幸甚に存じます/幸甚です
    ※意味は「指導してもらえると、とても有り難く思います/です」
  • 【例文】ご指導いただけましたら幸甚に存じます/幸甚です
    ※意味は「指導してもらえたら、この上なくありがたく思います/です」

とするとより丁寧な敬語になります。

幸甚(こうじん)の意味は「この上もない幸せ。大変ありがたいこと。また、そのさま」

「存じる」は「思う」の謙譲語

「いただければ」は謙譲語「いただく」+可能形+仮定「たら・れば」

「いただけましたら」は謙譲語「いただく」+可能形+丁寧語「ます」+仮定「たら・れば」

『ご指導賜れましたら幸甚に存じます』など

「ご指導頂けましたら幸いです」だけじゃない丁寧なビジネス敬語

「いただく」よりもカチッとした敬語「賜る(たまわる)」をつかい、さらに「幸い」よりも大げさな「幸甚(こうじん)」をつかって…

  • 【例文】ご指導賜れますと幸甚に存じます/幸甚です
    ※意味は「指導してもらえると、この上なくありがたく思います/です」
  • 【例文】ご指導賜れましたら幸甚に存じます/幸甚です
    ※意味は「指導してもらえたら、この上なくありがたく思います/です」

とするとより丁寧な敬語になります。

幸甚(こうじん)の意味は「この上もない幸せ。大変ありがたいこと。また、そのさま」

「存じる」は「思う」の謙譲語

「賜れますと」は謙譲語「賜る」+可能形+丁寧語「ます」+接続助詞”と”

「賜れましたら」は謙譲語「賜る」+可能形+丁寧語「ます」+仮定「たら・れば」

ビジネスメール結びをより丁寧にするコツ

あまり関係ないのかもしれませんが重要なので念のため。

ビジネスメールの文末・結び・締めとして使うことのおおい「ご指導」

ここでは、

ビジネスメール結びをより丁寧にするためのコツをご紹介します。

①メール結びに使うときは「よろしく!」を加えると丁寧

ビジネスメール結びをより丁寧にするためのコツ。

「ご指導いただけましたら幸いです」はそれだけではビジネスメール結び締めとしてイマイチ。

そこで結びにつかう時にはうしろに「よろしく!」的なフレーズを組み合わせて、セットで使うとより丁寧なメール結びになります。

すでに例文にはしましたが…

  • 【例文】ご指導いただけましたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
  • 【例文】ご指導いただけましたら幸いです。よろしくお願い致します。
  • 【例文】ご指導いただけましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。

ビジネスメールの結び締めに使うときにはこんな感じにするとよいでしょう。

②どうか・何卒+ご指導

ビジネスメールの文末・結び・締めをより丁寧にするためのコツ。

「ご指導」の前置きに添える丁寧なお願いフレーズ「どうか」「何卒(なにとぞ)」を使うとより丁寧な印象のメールとなります。

たとえば以下のようなフレーズがあります。

  • どうか/どうぞ
    例文「どうかご指導くださいますようお願い申し上げます」
    例文「どうかご指導くださいますようお願い致します」
    例文「どうかご指導いただけましたら幸いです」
    例文「どうかご指導いただければと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます」
  • 何卒(なにとぞ)
    例文「何卒ご指導くださいますようお願い申し上げます」
    例文「何卒ご指導くださいますようお願い致します」
    例文「何卒ご指導いただけましたら幸いです」
    例文「何卒ご指導いただければと存じます。よろしくお願い申し上げます」

③恐縮・お手数+ご指導

ビジネスメールの文末・結び・締めをより丁寧にするためのコツ。

「ご指導」の前置きには強調するフレーズ「どうか」「何卒(なにとぞ)」だけでなく、申し訳なく思う気持ちや、相手を気づかうフレーズをもってきても丁寧です。

たとえば「誠に勝手を申し上げますが」などと組み合わせ、以下例文のようにすると好感がもてますね。上司や目上にはもちろんのこと、取引先のメールにも使える丁寧な例文にしています。

  • 恐縮=申し訳なく思うこと
    「お忙しいところ恐縮ではございますがご指導〜」
    「大変恐縮ではございますがご指導〜」
    「たびたび恐縮ではございますがご指導〜」
  • 恐れ入る=申し訳なく思う
    「お忙しいところ恐れ入りますがご指導〜」
    「大変恐れ入りますがご指導〜」
    「たびたび恐れ入りますがご指導〜」
  • お手数=お手間
    「お忙しいところお手数お掛けしますがご指導〜」
    「大変お手数ではございますがご指導〜」
  • 勝手を申し上げる=自分勝手を言う
    「誠に勝手を申し上げますがご指導〜」
  • ご無理申し上げる = 無理を言う
    「ご無理申し上げますが、何卒ご指導のほどお願い申し上げます」
  • ご多忙とは存じますが=忙しいとは思うけど
    「ご多忙とは存じますがご指導〜」

結局どれがもっとも丁寧?