「借りる」の敬語は?謙譲語と尊敬語、使い方、ビジネスメール例文

さいごに「借りる」の謙譲語「お借りする・お借りいたす・拝借する」と、尊敬語「お借りになる」を使ったビジネスメールの例文を紹介します。

【例文】問い合わせメール(社外メール)

件名: サンプル送付のお願い(転職・のまど)

ビジネス株式会社
○○ 様

突然のご連絡にて大変失礼いたします。
わたくし、株式会社転職の開発担当・のまど と申します。

このたびは貴社ウェブサイトを拝見し、
以下の貴社製品につき製品見本をお借りしたく連絡いたしました。

  1. サンプル希望製品:iPhone 8
  2. 希望数量:1台
  3. 希望納期:10月10日ごろ

誠に勝手なお願いにて恐れ入りますが、
ご対応いただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

メール署名

【敬語の補足】
・恐れ入る は「申し訳なく思う」の意味
・拝受 は「受け取る」の謙譲表現
・いたす は「する」の謙譲語

【例文】上司へのメール(社内メール)

件名:お礼

○○部長

お疲れさまです。
昨夜は○○部長の貴重なお話を伺うことができ、とても勉強になりました。

誠にありがとうございます。

さて昨晩、○○部長より伺いました「ノマド万歳!」という書籍につき、
購入を試みたのですが現在廃刊になっているようでして入手できませんでした。

つきまして、
もしお手元にございましたら上記書籍をお借りいたしたく存じます。

ぶしつけなお願いにて大変恐れ入りますが、
何卒よろしくお願いいたします。

のまど

【敬語の補足】
・恐れ入る は「申し訳なく思う」の意味
・伺う は「聞く」の謙譲語
・ぶしつけ は「無礼な」の意味
・存じる は「思う」の謙譲語