商社マンの激務な実態と理由。商社業界はとんでもなく激務だった!

「商社マンは激務だ!」といったって元々の性格とか、入る会社によって激務かそうでないかは決まります。それに、もちろん上司にもよります(これはかなり重要)。

仕事は自分でやろうと思えばどこまででもできますし、逆に手を抜こうと思えばとことん手を抜けます。したがって断言はできません。

でも一般論として、私が見てきた激務じゃない商社マンには以下の特徴がありますね。

  • 最低限の仕事しかしない
  • レスポンスが遅い、忘れられていることすらある
  • 出世意欲がない
  • 接待をしない
  • 数名~100名程度。規模の小さい中小専門商社
  • 顧客を頻繁に訪問しない
  • 新しい商品を売り込まない

このようなヒトが商社マンをしている限り遅かれ早かれ顧客やサプライヤーからクビ宣告を受けるでしょうがね…一応まとめておきました。

番外編②激務じゃない商社もある!!

激務度の考え方は結局、化学メーカーの分析と同じく「川上産業=比較的激務じゃない」「川下産業=激務」と考えてよいでしょう。

また、メーカー系専門商社(メーカーの商社部門)と独立系専門商社(オーナー商社)を比較すると、独立系商社のほうが激務になります。

川上産業=他と比べると激務じゃない

たとえば私の勤める化学メーカーで起用している専門商社は「長瀬産業」「稲畑産業」といった化学系の専門商社がありますが、彼らは川上産業なので比較的、専門商社の中でも激務じゃない分野に位置づけされます。※それでも長期病欠者が頻繁に出てますが…

ちなみに化学系専門商社が激務になりにくい理由は、化学メーカー営業マンが楽な理由とよく似ています。

川下産業=激務

一方で川下産業に位置するアパレル系の専門商社「東レインターナショナル」といった会社は、化学系専門商社よりは間違いなく激務です。なぜ川下産業が激務かというと、主に2つの理由があります。

  1. 客の要求がどんどん具体的でシビアになってくる
  2. 取引先が多くなる

語り出すとキリがないので止めておきますが、“川上ラク・川下ゲキム”の法則です。※勝手に作りました。

メーカー系専門商社=激務じゃない、独立系専門商社=激務

メーカー系の専門商社、たとえばJFE商事などは同じ業界の独立系専門商社、たとえば阪和興業と比べて激務じゃないです。もちろん、メーカー系の専門商社は給料もメーカーに近いため、当然と言えば当然ですね。

メーカー系が激務じゃない理由は、主に3つあります。

  1. 売る商品があらかじめ用意されている
    ▼メーカー系商社のミッションは決まっています。「バックにいるメーカーの商品を売ること」。メーカー系商社マンは最初から売るモノを与えられていて、あとはお客さんを如何に見つけるかというだけ。そう難しい仕事ではありません。一方、独立系の商社マンは新たなビジネスを初めるとき「売るモノ・お客さん」の両方を探す必要があり、とても大変。
  2. 新しいことをやる必要がない
    ▼メーカー系商社はバックにいるメーカーの便利屋。仕事はメーカーやお客さんから自動的に降ってきます。従って特に新しいことに手を出す必要がなく、あちこちから降ってくる宿題を終わらせるために仕事している感じ。
  3. ビジネスの安定感が抜群
    ▼①②のことよりビジネスは安定しています。業績が赤字になったとしても次の年にメーカーが補填してくれるので大丈夫。加えてあなたがやる気のない仕事をしていても商売を失いません。独立系よりも年収は低い傾向にありますが、給料・生活はとても安定しています。

参考 → 【メーカー系商社の強みと弱み】営業マンを見ていて思うことまとめ

番外編③商社業界も“長時間労働”から脱却しつつある

電通の過労死事件後、ありとあらゆる業界で残業時間の規制が厳しくなりました。だけど残業時間の規制と言ったって、仕事量は以前と変わっていない訳で…

“会社では残業できないから、家でサービス残業しなければいけない…逆にブラック企業化している”

“残業時間が減った分、年収も半減した(広告代理店)”

といったサラリーマンの“嘆き”が多く聞こえてきます。今は過渡期なので、ブラック企業化する会社も見かけますが、将来的には長時間労働のなくなる日が近いかもしれません。

参考 → 専門商社の営業マンは昔ほど激務じゃない?2016年最新の仕事状況

まとめ

私の付き合いのある某有名専門商社(大手)では担当者が突然代わることがあります。

理由を聞いたらうつ病や精神的な病で休養中との事。こういうことが、たまにではなく結構な頻度で起こります。

商社に入社するような人は体育会系で鍛えられていたりタフな方が多いのですが、それでも病欠するって一体どれだけ激務なの?

まぁ商社マンは年収が高いのですから激務であっても仕方がないのでしょうが…

【結論】年収ランキングの上位に位置する商社では、人間らしい生活を諦めたほうが良いでしょうね。

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