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発注依頼に「注文のお礼返信する」ビジネスメールの書き方
発注の依頼メールを受け取ったあとに「注文のお礼を返信する」ビジネスメールの書き方について簡単に。返信メールは以下のようなステップで書いていきます。
- メール件名は履歴付き返信を使う
「返信Re:●●発注のお願い(社名・名字)」「返信Re:●●注文の件(社名・名字)」などとなる
↓ - 初めての相手「お世話になります」
面識ありの社外ビジネス挨拶「お世話になっております」
※ 返信メールでは省略し、お礼から入ってもよい
↓ - 「このたびはご注文いただき、誠にありがとうございます」などと発注してもらったことに対するお礼を簡潔にする
↓
- 見積もりをまだ送付していなければ「頂いた条件に基づき見積もりを作成いたしました。添付ファイルにて送付いたします」などと連絡する
↓ - 「正式なご注文書をお待ちしております」などと、注文書がほしい旨を伝える。
※ 注文書がないのに手配を進めてはダメ!トラブルの元になる
↓ - メール結び・締めくくりは「今後ともよろしく」といった常套句で締める
発注依頼に「注文のお礼返信する」ビジネスメール例文①初めて・見積もり送付テンプレート
【社外ビジネス取引先・初めて】
・初めての社外取引先から発注メールを受けたあとに「注文のお礼返信する」ビジネスメール例文。
・見積もりをまだ送付していないケース
・テンプレートに使えるシンプルな例文
メール件名: 返信Re: 「iPhone10」発注のお願い(ケミカル・ノマド)
株式会社ビジネス
営業部 ●● 様
お世話になります。
私、(株)ケミカルにて営業を担当しております、ノマドと申します。
このたびはお引き合いを頂き、誠にありがとうございます。
さてご注文の件、頂いた条件にて見積もりを作成いたしました。添付ファイルにて送付いたしますので、ご確認いただければ幸いです。
なお、ご注文内容が確定しましたら正式なご注文書をFAXまたは電子ファイルにて頂きたく存じます。
大変お手数ではございますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
——————————-
株式会社ケミカル
国内営業部
ノマド サラリーマン
〒xxx-xxxx
●●県●●市●●Δ-Δ-Δ
電話:xxxx
FAX:xxxx
E-mail:xxx@xxx
——————————-
敬語フレーズの解説
- 引き合い は「取引に関する問い合わせ」の意味
- いただく は「もらう」の謙譲語
- いただきたく存じます は「もらいたいと思う」の謙譲語に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
- 恐れ入る は「申し訳なく思う、恐縮する」の意味
- 存じる は「思う」の謙譲語。丁寧語「ます」をくっつけて「存じます」として使う
- いたす は「する」の謙譲語。丁寧語「ます」をくっつけて「いたします」として使う
- お申し付けください は「申し付けてくれ」の尊敬語。「言ってください」の意味
- ご査収 は「中身をよく確認して受け取ること」の意味
- ~いただければ幸いです は「~してもらえたら嬉しいなぁ」という意味の敬語(謙譲語)
- お送りいたします は謙譲語「お~いたす」に丁寧語「ます」をくっつけた敬語
発注依頼に「注文のお礼返信する」ビジネスメール例文②お礼し、注文書リクエスト
【社外ビジネス取引先・初めて】
・初めての社外取引先から発注メールを受けたあとに「注文のお礼返信する」ビジネスメール例文。
・簡潔にお礼し、注文書を依頼する例文(必ず注文書を受け取ったあとに手配を進める)
メール件名: 返信Re: 「iPhone10」発注のお願い(ケミカル・ノマド)
株式会社ビジネス
営業部 ●● 様
お世話になります。
私、(株)ケミカルにて営業を担当しております、ノマドと申します。
このたびはご注文を頂き誠にありがとうございます。
さてご注文の件、納期等の仔細につき承知いたしました。
つきまして正式なご注文書を電子ファイルまたはFAXにていただければ幸いです。
大変お手数ではございますが、お取り計らいのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
メール署名
- 仔細 は「詳細」のような意味
発注依頼に「注文のお礼返信する」ビジネスメール例文③すでに注文を受けたあと
【社外ビジネス取引先・初めて】
・初めての社外取引先から発注メールを受けたあとに「注文のお礼返信する」ビジネスメール例文。
・すでに注文を受け取っていれば、お礼し、手配を進める旨を伝えるだけでよい
メール件名: 返信Re:「iPhone10」発注のお願い(ケミカル・ノマド)
株式会社ビジネス
営業部 ●● 様
お世話になります。
私、(株)ケミカルにて営業を担当しております、ノマドと申します。
このたびはご注文を頂き誠にありがとうございます。
先ほどご注文書を拝受し、ご希望の内容にて手配を進めております。
ご不明な点がございましたら何なりとお申し付けください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
メール署名
- 拝受 は「受け取ること」の謙譲表現。「拝受いたしました」は二重敬語との説もあるが使ってOK(実際に年配の方でも使っている)
発注依頼に「注文のお礼返信する」ビジネスメール例文④ネットショップ注文
【ネットショップ・初めて】
ネットショップで注文を受けたあとに「お礼メールする」ビジネスメール例文
メール件名: 返信Re: 見積もり送付のお願い(転職・ノマド)
●● 様
お世話になります。
xxxxxショップのカスタマーサポート担当、ノマドと申します。
このたびはご注文を頂き誠にありがとうございます。
さて、商品「ハイパーマッスル」のご注文につき、以下のとおりに手配を進めております。
ご不明な点がございましたら何なりとお申し付けください。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
記
①商品名:
②数 量:
③金 額:
④送付先:
⑤納 期:
以上
メール署名
・「記」は真ん中ぞろえ、「以上」は右ぞろえが文書のマナーであるものの、メールでは左寄せでよい。
・メール結び、締めくくりは「記~以上」の前に書くことが一般的であるが、メールでは後ろに持ってきてもよい
発注・注文依頼ビジネスメール「返信の返信」例文
- 【社外ビジネス取引先】注文/発注依頼のビジネスメールを送る
↓ - 【あなた】注文のお礼&見積もり返信 ➡︎ すでに解説
↓ - 【社外ビジネス取引先】メール返信
↓ - 【あなた】返信の返信 ➡︎ 今ココ!
書き方のポイント:返信の返信メール
発注/注文依頼メールを受け取り、お礼返信したあとに社外取引先から「了解しました、よろしく」といった趣旨のメールが来たあとに「返信の返信メール」をします。
※相手から了解メールが来なければ、放置で構いません。
まずは書き方のポイントについて少し。
- メール件名は履歴付き返信を使う
「返信Re:●●注文のお願い(社名・名字)」「返信Re:●●発注の件(社名・名字)」などとなる
↓ - 「ご丁寧にありがとうございます」などと、これまで使わなかったお礼のフレーズを使う
↓ - 必要に応じて、ひと言、ふた言をくわえる
↓ - メール結び・締めくくりは「何卒よろしくお願いいたします」などの常套句でよい
発注・注文「返信の返信メール例文:正式な注文書が届いた」
【社外ビジネス・面識あり&初めて共通・返信の返信メール】
・面識あり&初めての社外ビジネス取引先に対して、発注/注文依頼ビジネスメールに「返信の返信」するときのビジネスメール例文
・注文メールを受け取り、正式な注文書がとどいたあとの例文
・2〜3行で簡潔にメールする
メール件名①返信Re:Re:Re:●●注文のお願い(ビジネス企業・ノマド)
メール件名②返信Re:Re:Re:●●発注の件(ビジネス企業・ノマド)
株式会社ビジネス企業
営業部 ノマド 様
早々にご対応いただき誠にありがとうございます。
先ほどご注文書を拝受しました。
それではご希望の内容にて手配のほう進めてまいります。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
メール署名
発注依頼に「注文のお礼返信する」メールの書き方
- 【社外ビジネス取引先】注文/発注依頼のビジネスメールを送る
↓ - 【あなた】注文のお礼&見積もり返信 ➡︎ 今ココ!書き方の解説
↓ - 【社外ビジネス取引先】メール返信
↓ - 【あなた】返信の返信 ➡︎ 書き方は簡単なので省略
返信メール件名の例文・書き方
【メール件名の例文①社内】
1-1. 返信Re:Re:●●注文のお願い
1-2. 返信Re:Re:●●発注の件
【メール件名の例文②社外】
2-1. 返信Re:Re: ●●注文のお願い(社名・名字)
2-2. 返信Re:Re: ●●発注の件(社名・名字)
メール件名の書き方
- 件名で何を知りたいか、相手に伝わるようにすること。この場合はなにかしらの注文依頼を受けた後に返信するわけなので履歴つき返信を使うとよい
- すると「返信Re:Re: ●●注文のお願い」などとなる
- 社外のメール件名では( )内に社名・名字をいれておくと親切。社内メールでは不要。返信メールでは件名を書き換えない。
返信メール宛名の例文・書き方
【例文①社内の相手】
1-1. ●●部長
1-2. ●●さん
1-3. ●●様
【例文②ビジネスメール・相手がわかる】
ビジネス会社
営業部 ケミカル課 ○○ 様
【例文③ビジネスメール・相手不明】
3-1.
ビジネス会社
営業部 ご担当者 様
3-2.
ビジネス会社
営業部 ご担当 様
3-3.
ビジネス会社
営業部 御中
メール宛名の書き方
- 社内の相手には「名字+役職」か「名字 さん」「名字 様」を使う。企業によって社内文化が違うので先輩などに聞いて従うこと。
- 社外の相手には、担当者の名前がわかるときは会社名+部署名(課名)+名字を宛名に。
- 相手の担当者名がわからなければ「担当 様」「ご担当 様」「営業部 御中」などとする。部署名や課名も入れることが普通だが、長すぎたら部署名だけでよい。
- また役職つきの相手であれば「○○ 部長」「部長 ○○ 様」などとする。
返信メール挨拶文の例文・書き方
【例文①社内上司・目上】
1-1. お疲れ様です。
1-2. こんにちは。
1-3. 突然のご連絡、大変失礼いたします。
1-4. 大変ご無沙汰しております。
【例文②依頼返信メール・面識あり】
お世話になっております。
このたびはお引き合いを頂き、誠にありがとうございます。
【例文③依頼返信メール・初めて】
お世話になります。
私、(株)ケミカルにて営業を担当しております、ノマドと申します。
このたびはご注文を頂き、誠にありがとうございます。
【例文④依頼返信メール・初めて】
お世話になります。
私、(株)ケミカルにて営業を担当しております、ノマドと申します。
このたびはご注文いただき、厚くお礼申し上げます。
メール挨拶文の書き方
- 社内の相手には「お疲れ様です」「こんにちは」などのカジュアルな挨拶を使う
- 社外の相手には「お世話になります」「お世話になっております」を使うのが基本だが、返信メールでの挨拶は省略し、お礼から始めてもよい。もちろん初めての相手には「挨拶+簡単な自己紹介」が必要
- 注文をしてもらったことにお礼を述べる。
返信メール本文の例文・書き方
【例文①注文依頼返信・初めての相手・見積もり送付】
さてご注文の件、頂いた条件にて見積もりを作成いたしました。添付ファイルにて送付いたしますので、ご確認いただければ幸いです。
なお、ご注文内容が確定しましたら正式なご注文書をFAXまたは電子ファイルにて頂きたく存じます。
【例文②注文依頼返信・初めての相手・注文書リクエスト】
さてご注文の件、納期等の仔細につき承知いたしました。
つきまして正式なご注文書を電子ファイルまたはFAXにていただければ幸いです。
【例文③注文依頼返信・初めての相手・シンプルなお礼】
このたびはご注文を頂き誠にありがとうございます。
先ほどご注文書を拝受し、ご希望の内容にて手配を進めております。
メール本文の書き方
- 「さて」はこれから本題に移りますよ、という意味で使う。
- 必ず正式な注文書をうけとってから手配を進めること。見積もりを送付していなければ見積もり書をおくる
- あとは状況に応じていろいろあり
返信メール結び・締めの書き方
【返信メールの結び例文①】
ご不明な点がございましたら何なりとお申し付けください。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
【返信メールの結び例文②】
ご不明な点がございましたら何なりとお申し付けください。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
【返信メールの結び例文③】
大変お手数ではございますが、
お取り計らいのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
メール結びの書き方
- 「相手を気づかう敬語フレーズ+今後ともよろしく」という内容のメール結びにする。すると例文のような敬語フレーズとなる。
- 正式な注文書を依頼するのであれば「例文③取り計らってほしい」という結びにするとよい