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【最新2016年】産業用ロボットのシェア世界ランキング

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産業用ロボットの世界シェアランキング2016年版。ロボット大国といわれる日本ですが、日系企業は世界トップ10に何社ランクインしているでしょうか?

産業用ロボットが今後、伸びるマーケットは日本国内ではなく世界。ほとんどが輸出である(70%前後)ため日本国内の市場規模ばかりみていても無意味です。世界全体の流れをつかんでおきましょう。

就活と転職の業界研究にお役に立ちましたら幸いです。

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世界10位:Adept robots(米国)→オムロンが買収

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アデプト・ロボット(Adept Technology Inc)はカリフォルニアに本社を置く米国の企業、1983年設立。米国企業で唯一の世界シェアトップ10入りだったが…2015年にオムロンがM&Aを実施してグループに組み込まれた。

マシンビジョン、視覚誘導ロボットに強みを持つ会社でシステムとのセット売りを基本とする。ファクトリー・オートメーション分野で正確性とスピードの両面をもとめられる包装ラインでのロボットソリューションに強み。自動車の工程で使われる一般的なアームロボットとは違う分野で攻めている。

くわえてサービスロボット(家庭用、介護、医療ロボット)分野にも強く、今後はこちらの分野で伸ばしていくか?

産業用ロボットの累計グローバル販売30,000台(ウェブサイト情報)。

2015年の売上は0.54億ドル。

世界9位:Comau(イタリア)

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コマウ(Comau)はイタリアに本社を置く多国籍企業。

特に溶接分野(熱で溶かしてくっつける)の技術に強い。他にもプレス工場、鋳造業、包装ライン、シーリング、レーザー溶接の産業用ロボットあり。

従業員数14,500人(2012年)、売上不明。

産業用ロボットの累計グローバル販売32,000台(ウェブサイト情報)。

世界8位:Stäubli(スイス)

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ストーブリ(Stäubli)はスイスの機械メーカー。1982年に産業ロボット事業に参入。繊維製品を作る工程のロボットに強い。

製品は左写真のようなラインナップで4軸ロボット、6軸ロボットなど。使用される産業分野はプラスチック、エレクトロニクス、太陽光発電、ライフサイエンスなど多岐にわたる。

売上は年間10億ドル。

世界7位:エプソン(日本)

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エプソンはプリンターメーカー、時計メーカーかと思いきや、産業用ロボットもやっている。しかも世界No.7なのでそれなりに頑張っている。エプソンは当初、時計の製造ライン自動化のためにロボットを作っていた。その後、用途拡大し今に至る。

時計の製造ライン自動化から始めたため、正確性とスピードを求められる産業用ロボット分野に強い。くわえてコンパクトロボット市場でも存在感あり。

産業用ロボットの累計グローバル販売45,000台。

2015年度の売上は154億円(ロボティクス・ソリューションズ事業のみ)。

世界6位:不二越(日本)

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不二越は富山県に本社をもつ日本の電機メーカー。1969年から産業用ロボット事業を開始した市場の先駆者。特に自動車・鉄鋼業界の溶接、ハンドリング向上分野に強い。

産業用ロボットの累計グローバル販売100,000台超(ウェブサイト情報)。

2015年の売上は218億円(ロボット事業のみ)。

世界5位:川崎重工業(日本)

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川崎重工業はバイク、造船が有名だけど実は産業用ロボットもやってます。その他にもいろいろとやり過ぎていて焦点が定まっていないとも言える。

産業用ロボット分野では45年以上の実績を持ち、組み立て工程、ハンドリング向上、溶接、パンチング、シーリングなどなど。商品ラインナップは多岐にわたる。

産業用ロボットの累計グローバル販売120,000台。

2015年度の売上は1,331億円(精密機械事業のみ)。

世界4位:Kuka(ドイツ)←中国の美的集団が買収

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クーカ(Kuka)はドイツに本社を持つ産業用ロボットメーカー。自動車産業の盛んなドイツで古くからロボット工学分野に取り組んできた。

1973年に初の産業用ロボットを完成させ自動車産業を中心として、プラスチック産業、貴金属、エレクトロニクスなどなど。多岐にわたり展開。

2016年に中国の電機メーカー、美的集団が買収。今後、クーカの技術をコピーしたロボットメーカーが中国に乱立することが予想される。中国人は歴史から学ばないため、他の多くの商品と同じようにメーカーが乱立し、供給過剰になり、価格が下落し終了するだろう。

2016年、産業用ロボット市場崩壊へのカウントダウンが始まった。

産業用ロボットの累計グローバル販売250,000台超。

2015年度の売上は29億ユーロ(全社)。

世界シェア3位:ファナック(日本)

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ファナックは山梨県に本社を持つ、良くも悪くも何かと話題になるトリッキーな日本企業。産業用ロボットとファクトリー・オートメーションの専業メーカーで製品とコンピュータ制御システム、アフターサービスに定評がある。

強みを持つ産業分野は航空宇宙、自動車、コンシューマむけ製品の工程自動化。

産業用ロボットの累計グローバル販売250,000台超。

2015年度の売上は6,200億円(全社)。

世界シェア2位:ABB(スイス)

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ABBはスイスに本社を持つ電力、重工業および電機メーカー。日本メーカーにたとえると日立製作所みたいな会社。産業用ロボットは同社のほんの一部にすぎないが、ファクトリー・オートメーション分野では40年以上の歴史を誇る。特に欧州系の自動車メーカー、フォルクス・ワーゲンやBMWが大口ユーザー。

従業員数は約14,400人、世界100カ国に展開。産業用ロボット製造工場とR&D拠点はスウェーデン、チェコ、ノルウェイ、メキシコ、日本、米国、中国に持つ。

産業用ロボットの累計グローバル販売300,000台超。

2015年度の売上は354億ドル(全社)。

世界シェアトップ:安川電機(日本)

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安川電機は北九州に本社を持つ日本の電機メーカー。モーションコントローラー、ACモータードライブ、スイッチなど、自動車関連の電機製品を手がけるメーカー。

産業用ロボットは1980年代にスタートした新しい事業で1988年に最初の産業ロボット「モトマン」をリリース。これが世界で大ヒットを記録(企業むけなので表に出ない)。

特に自動車むけの溶接、ハンドリング向上、組み立て、パンチング工程に強み。

従業員数は約14,300人。世界28カ国に展開し海外売上比率は67%。全社売上4,113億円。安川電機は毎年20,000台もの産業用ロボットを生産している。

産業用ロボットの累計グローバル販売は300,000台以上。

2015年度の売上は1,541億円(ロボット事業のみ)。

まとめ

産業用ロボットは電機メーカー、工作機械メーカーの1部門となっておりランキングするのが難しいのですが…無理やりランキングしてみました。世界トップ4のABB、安川電機、クーカ、ファナックは横並びでトップを決めにくい状況。そしてクーカを買収した中国・美的集団の動向も気になる。

2016年現在、世界ランキングトップ10のうち6社は日系企業。産業用ロボットは自動車業界むけが需要のほとんどを占めるため、日系自動車メーカーと共に成長してきた結果ですね。

また、キーエンスやオムロンのセンサー事業も広い意味では産業用ロボットの一部だと思います。ファクトリー・オートメーションという大きなくくりの中にITシステムがあったり、産業用ロボットがあったり、センサーがあったりする、というイメージ。

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