ブリヂストンの年収は高い？低い？ランキングからは見れない事実

ブリヂストンの大卒総合職(文系&理系)って年収高い？低い？一般的な年収ランキングからは分からない総合職の給料をまとめてみました。

新卒(学部卒/院卒)〜20歳代・30歳・35歳・40歳・50歳での目安年収と、各役職ごとの目安年収となります。

転職・就活のご参考にどうぞ。

この記事の目次

ブリヂストンの平均年収・平均年齢・平均勤続年数

まずは会社全体の年収を見ていきます（数字は2016年の有価証券報告書より）。

この平均年収は全従業員のものなので、工場ワーカーなどの数字も含みます。大卒には当てはまりません。そこで大卒・総合職の目安年収を見ていきましょう。

新卒(学卒/院卒)~29歳/担当｜~年収550万円（残業代・各種手当て別途）
▼基本給+ボーナスは自動車・自動車部品メーカー大手と同じか、少し高い。あとは残業代の多い、少ないで年収が決まる。
30歳/担当｜年収550万円（残業代・各種手当て別途）
▼同上
32歳/上級職｜年収700万円（みなし労働手当て込・他手当て別途）
▼32歳前後にほぼ全員が昇格する。裁量労働か、そうでないかを選べるが実際にはほとんどの社員が裁量労働を選ぶ。みなし労働手当て（残業月20時間相当？）を含むため年収は大幅増になる。その後も毎年、一定額の昇給あり。
35歳/上級職｜年収750万円（みなし労働手当て込・他手当て別途）
▼同上
38-40歳/基幹職（ぺいぺい管理職）｜年収900万円
▼部下なしの管理職のこと。同期でも出世に差がでる。最速35歳〜で数年ほど昇進が遅れる場合もあるが、普通にやっていれば誰でもなれる。
40-45歳/課長｜年収1000万円
▼管理職・中級クラス。部下のいる課長職。ここまで出世できる人は少ない。
50歳/部長｜NA
▼上司に気に入られていることが出世のポイント。

【注意①】ブリヂストンはボーナスが業績に連動しておらず、ほぼ一定額のため年収の上下変動は少ない（ここではボーナス6ヶ月/年の想定）。ただ極端に業績が悪化すれば下がるかもしれないが、もともと安定的な「タイヤ業界」であるため、業績の著しい悪化は想定できない。

【注意②】基幹職（ぺいぺい管理職）までは普通にやっていれば誰でも昇格できる。ただ同期でも昇格には数年の差が出てくる。

【注意③】賞与はほぼ固定。組合員であれば6ヶ月/年から大きな変動はない。

【注意④】残業代はちゃんと支給されサービス残業は(部署によるが)少ない。

【注意⑤】上級職になると裁量労働に移行し、残業代は「みなし労働手当て」で一定額の支給。どちらか選べるようだが、裁量労働を選択する社員が多い。忙しい部署では「みなし労働手当て」以上の残業をすることになり、報われない。運が悪かったと思って諦めること。

▼▼▼▼

まとめると、ブリヂストンの年収はよくある大手メーカーの年収体系。タイヤメーカーではNo.1の年収です。

独身寮｜あり
社宅｜あり。会社都合での転勤は会社から、相当の家賃補助がでる
世帯手当｜調査中
住宅補助｜max月2万円、打ち切り時期は不明
残業代｜
・主任クラスまでは全額支給。
・課長補佐から裁量労働制になり残業をどれだけしようが一定額のみなし労働手当のみ。残業をしなければしないほど美味しいが、実際にはみなし労働手当以上の残業をする社員が多いものと推測。
その他の福利厚生｜通勤手当、出張手当、外勤手当、カフェテリアプラン9万円/年など
その他の注意事項｜

ブリヂストンの福利厚生をまとめると良くも悪くもなく、一般的な大企業並み。寮や社宅を出てしまうと住宅手当てが少ないため、家を買うまではボロい独身寮と社宅に入り、お金を貯めましょう。