「ご了承いただきますよう・いただけますよう」意味と違い、使い方

さいごに「頂きますよう・頂けますよう」を使ったビジネスメールの例文を紹介します。

とくに何かのお願い・依頼をするビジネスメールにおいて活躍する表現。目上の方(上司)や取引先にたいして使える文章にしていますので、ご参考にどうぞ。

例文①アポイントをとる(お願いメール)

メール件名:OB訪問のお願い(就活大学・就活)

メール本文:

株式会社転職
△△様

お世話になっております。

突然の連絡にて大変失礼を致します。就活大学・就活学部の□□と申します。
大学のキャリアセンターからの紹介で連絡をさせて頂きました。

さて首記の件、△△様にOB訪問をさせて頂きたくメールを致しました。

私は現在、◯◯業界を中心に企業研究をしており貴社に大変興味を持っております。そこで是非、現場でご活躍されている△△様のお話を伺いたく存じます。

つきまして、宜しければ下記日程のいずれかにて伺いたく存じますが、ご都合のほど如何でしょうか。

・x月xx日〜x月xx日 13:00-19:00
・x月xx日〜x月xx日 11:00-16:00

△△様のご都合のよろしい日時・場所をご指定頂きましたら幸いです。

お忙しい中、誠に恐れ入りますが、
ご検討いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

メール署名

例文②キャンセルメール(謝罪まじりのメール)

件名:説明会欠席のご連絡(就活大学・就活)

転職株式会社
人事部
◯◯ 様

お世話になっております。
就活大学の就活太郎です。

さて本日、貴社の会社説明会に参加予定でしたが、体調不良のため欠席をいたしたく存じます。お取り計らいを頂いたにも関わらず、誠に申し訳ございません。

また、本来であれば電話にてお詫びを申し上げるべきところ、メールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

次回、会社説明会の機会がございましたら、改めて参加させて頂きたく存じます。

ご了承いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

メール署名

例文③面接日程調整メールの返信

Re:二次面接日程の案内

◯◯株式会社
採用担当者 様

お世話になっております。
就活大学・就活学部の△△です。

この度は、次回面接の日程候補をご連絡いただき、誠にありがとうございます。

さて、いただいた日程ですと、以下の日時で伺えます。
誠にお手数ではございますが、日時をご指定いただけますと幸いです。

〇月〇日(〇)13:30~
◯月△日(△)13:30~
◯月X日(X)13:30~

お忙しい中、大変恐れ入りますが、
ご連絡いただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

メール署名

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例文にしたように「頂けますよう・頂きますよう」を使うビジネスシーンは、何か依頼やお願い事をしたい時ですね。

まとめ

これでもかというくらい「ご了承いただけますよう・いただきますよう」について語ってみました。これはとても便利な表現で、「お願い・頼みごと」をするシーンであれば、目上の方や取引先に万能に使える表現です。とくにメールの締めくくりに使うと、グッとメールが引き締まります。

また「いただければ幸いです」も合わせて使い分けできるようになると、営業マンとしてはパーフェクトです。

慣れないうちは、使うのがちょっと気持ち悪く感じますが、慣れると便利すぎてどんどん使っちゃいます。ぜひ、ありとあらゆる場面を経験し、使い倒してください。頭でどうこうなるものではないので、ビジネスシーンで場数を踏んでくださいね。ではでは~~。

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