化学素材メーカーの雰囲気や社風というのはどこも似通っていて、各社について見ていく必要はありません。そこで化学業界全体に共通する項目をまとめてみます。
*特別な企業(富士フィルム、日東電工)だけは除外、個別に見る必要あり。
社風の調査対象企業(推定)
以下の企業に当てはまると思いますが、追加したり除外するべき企業がありましたら、ご指摘頂けると幸いです。
信越化学、東レ、旭硝子、積水化学、三菱化学、住友化学、日東電工、三井化学、旭化成、東ソー、大陽日酸、三菱ガス化学、クラレ、DIC、ダイセル、帝人、カネカ、JSR、昭和電工、日本ゼオン、花王、三菱レイヨン、三菱樹脂、中小企業すべて
*特別な社風のため除外;富士フィルム・日東電工
化学業界の雰囲気と社風;20の特徴
表現は色々とあるかと思いますが、化学業界における社風と雰囲気のイメージは以下のような感じ。さて、あなたはどれだけの項目に当てはまるでしょうか?
- 自ら仕事を増やすようなことはしない
- 現状維持が一番だ
- 上から言われたことを淡々とこなす
- 慎重にことを進める
- 基本は定時で帰りたい
- おっとりした人が多く波風を立てない
- 新しいプロジェクトにはまず否定から入る(仕事が増えるのが嫌だ)
- 保守的
- 仕事よりも家族や趣味を優先したい
- ハードに働くことがバカらしく感じる
- 残業が月30時間を越えたら激務だと感じる
- 土日出勤するくらいなら転職する
- できるだけ楽をして出世したい
- 上司が見ていないところでは極限まで手を抜く
- 課長まで出世できれば他には何も望まない
- 若者は忙しいが入社5年も経つと、ほとんどの仕事をマスターしてしまい流れ作業になる。
- 正課長は忙しい。なんちゃって課長は暇
- どんな失態を犯そうが、法律を遵守していればクビにはならない
- だれでも管理職になれる
- 向上心や積極性がまるでない
新卒入社段階では超エリート、その後やる気を無くす
文系も理系も、元々は皆さん優秀なのでしょうが化学メーカーで働いているとぬるま湯に浸かってダメになっ
そしてごくごく一部のモチベーションを維持し続けられるエリート社員が、ちゃんと出世します。このような人がいることで企業が成り立っている気が…なんとも恐ろしいダラダラ業界なのです。
上昇志向の強い人は転職する
こんなどうしようもない業界なので当然、なにかを成し遂げたいという「意識高い系」のエリート社員は転職しがち。以前にも記事にしましたが、私の同期入社文系は半分以上が転職しました(汗)。
*特別な社風のため除外;富士フィルム・日東電工
とありますが、日東電工はどのような社風なのでしょうか?