一般名:Infliximab – インフリキシマブ
製薬メーカー【米ジョンソン・アンド・ジョンソン & 米メルク】
世界5位のブロックバスター医薬品は、米ジョンソン・アンド・ジョンソン、米メルクが共同開発で生み出したRemicade®(一般名:Infliximab – インフリキシマブ)。日本国内での商品名は「レミケード」で田辺三菱製薬が販売元。
用途は関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、ベーチェット病によるぶどう膜炎、尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、強直性脊椎炎、腸管型ベーチェット病、神経型ベーチェット病、血管型ベーチェット病、川崎病など。
●2016年の世界売上:
78億2900万ドル
・米J&J:65億6100万ドル
・米メルク:12億6800万ドル
●2015年の世界売上:
87億6000万ドル
・米J&J:69億6600万ドル
・米メルク17億9400万ドル
●成長率:▲10.6%
4位 85億㌦|Rituxan®/リツキシサン(国内)
一般名:Infliximab – インフリキシマブ
製薬メーカー【スイス・ロシュ & 米バイオジェン】
世界4位のブロックバスター医薬品は、スイス・ロシュと米バイオジェンが共同開発で生み出したRituxan®(一般名:Infliximab – インフリキシマブ)。日本国内での商品名は「リツキサン」で全薬工業及び中外製薬が販売元。抗がん剤としてはもっとも有名な医薬品であり、ベストセラーとなっています。
※バイオジェン社は米国のバイオテクノロジー企業。
●2016年の世界売上:
85億8300万ドル
・スイス・ロシュ:72億6800万ドル[CHF 73億]
・米バイオジェン:13億1500万ドル
●2015年の世界売上:
83億5400万ドル
・スイス・ロシュ:70億1500万ドル[CHF 70億4500万]
・米バイオジェン:13億3900万ドル
●成長率:+2.7%
3位 88億㌦|Enbrel®/エンブレル(国内)
一般名:Etanercept – エタネルセプト
製薬メーカー【米アムジェン & 米ファイザー】
世界3位のブロックバスター医薬品は、米アムジェンと米ファイザーが共同開発で生み出したEnbrel®(一般名:Etanercept – エタネルセプト)。日本国内での商品名は「エンブレル」でファイザー日本法人が販売元。関節リウマチの治療として使われるほか、海外では乾癬性関節炎、尋常性乾癬、強直性脊椎炎の治療にも用いられています。
●2016年の世界売上:
88億7400万ドル
・米アムジェン:59億6500万ドル
・米ファイザー:29億900万ドル
●2015年の世界売上:
86億9700万ドル
・米アムジェン:53億6400万ドル
・米ファイザー:33億3300万ドル
●成長率:+2.0%
2位 90億㌦|Harvoni®/ハーボニー(国内)
一般名:Ledipasvir – レジパスビル
製薬メーカー【ギリアド・サイエンシズ】
世界2位のブロックバスター医薬品は、米ギリアド・サイエンシズのHarvoni®(一般名:Ledipasvir – レジパスビル)。日本国内での商品名は「ハーボニー」でギリアド・サイエンシズ日本法人が販売元。C型肝炎の治療薬として使われます。
※ギリアド・サイエンシズは世界No.2のバイオ医薬品メーカー。
●2016年の世界売上:
90億8100万ドル
●2015年の世界売上:
138億6400万ドル
●成長率:▲34.5%
1位 160億㌦|Humira®/ヒュミラ(国内)
一般名:Adalimumab – アダリムマブ
製薬メーカー【米アッビ】
世界1位のブロックバスター医薬品は、米アッビのHumira®(一般名:Adalimumab – アダリムマブ)。日本国内での商品名は「ヒュミラ」でアッビ合同会社(アブビーの日本法人)、エーザイが販売元。関節リウマチの治療薬として使われます。
●2016年の世界売上:
160億7800万ドル
●2015年の世界売上:
140億1200万ドル
●成長率:+14.7%
ブロックバスターの説明が年間1億ドルになっていますよ。おせっかいですみません。