みずほ信託銀行の年収に関する、以下の疑問を解消するための記事。
- みずほ信託銀行の総合職(基幹職RESコース/年金ACコース)って年収高い？低い？
- みずほ信託銀行の一般職(特定職、事務職)って年収高い？
- みずほ信託銀行の総合職と一般職はどれだけ年収が違う？
- みずほ信託銀行の福利厚生は？
それでは総合職(基幹職RESコース/年金ACコース)と一般職(特定職、事務職)の年収について、
初任給(学部卒/院卒)〜20歳代・30歳・35歳・40歳・50歳での目安年収と、各役職ごとの目安年収、残業代こみ年収、福利厚生をまとめていきます。転職・就活のご参考にどうぞ。
※注意）みずほ信託銀行の新卒・中途採用は「みずほフィナンシャルグループ」として行われています。総合職はスタート特定の①RESコース、②年金ACコースがみずほ信託銀行としての採用となります。
この記事の目次
みずほ信託銀行の『平均年収・平均年齢・平均勤続年数』
みずほ信託銀行の平均年収・平均年齢・平均勤続年数のデータは以下のとおり（2016年3月期の有価証券報告書を参照）。
- 平均年収『855万円』
- 平均年齢『38.6歳』
- 平均勤続年数『14.9年』
- 過去の平均年収
2015年『834万円』
2014年『801万円』
2013年『770万円』
2012年『756万円』
みずほ信託銀行『総合職(基幹職RESコース/年金ACコース)の年収』
みずほ信託銀行の総合職(基幹職RESコース/年金ACコース)の年収。まずはシンプルにまとめから。残業代と手当ては別途、どこかで出世につまずくと50歳定年まで年収は頭打ちとなるのでご注意を。
- 学卒/院卒の初任給『年収308~345万円』
・学卒の初任給『20.5万円/月』、大学院卒の初任給『23万円/月』
・残業代、各種手当は別途だがいずれにせよゴミのような年収である。 - 学部卒4年目26歳『年収464~493万円』
・学部卒4年目で基本給が5万円ほど上がる。総合職であれば誰もが到達する。
・『基本給29万円/月+ボーナス4~5ヶ月+残業代』が目安で残業代、各種手当は別途あり。
・残業時間30H/月だと『残業代こみ年収538~567万円』になる。実際にはもっと残業多くなる可能性が高い。
- 学部卒6年目28歳『年収560~595万円』
・学部卒6年目で再び基本給が5万円ほど上がる。総合職は誰もが到達する。
・『基本給35万円/月+ボーナス4~5ヶ月+残業代』が目安で残業代、各種手当は別途あり。
・残業時間30H/月だと『残業代こみ年収649~684万円』になる。実際には… - 学部卒8年目30歳『年収720-765万円』
・最速出世組で「役付き = 代理（部長代理、支店長代理、調査役クラス）」に昇格した場合の年収。残業代・各種手当は別途あり。
・『基本給45万円/月+ボーナス4~5ヶ月+残業代』が目安で残業代、各種手当は別途あり。
・残業代40時間/月をつければ年収900万円弱。本部勤務だと裁量労働制であるため、定額の残業代が年収に含まれ年収900万円弱。昇格から数年~10年すると年収1000万円超。
・同期入社の50%くらいがストレート昇格するものと推測、数年ほど遅れて昇格する人も含めると最終的に同期入社80%くらいはこのポジションになるだろう。総合職であれば普通にやっていれば到達できるライン。
・役付きにすらなれなかった人は… - 学部卒15年目37歳『年収1000~1200万円』
・最速出世組で「管理職（参事役）」に昇格した場合の年収。残業代はゼロになるため、役付きで残業多い人の方が年収は高い。管理するチームの大小、チームの成績に応じてボーナスが違うため幅あり。
・同期入社の~10%くらいが昇格するものと推測。
・昇格できなかった人も「代理：年収720-765万円」から昇給し、残業代こみ年収1000万円は問題なく達成する。 - 学部卒18年目40歳『年収1280万円~』
・最速出世組で「次長」に昇格した場合の年収。
・同期入社の~5%くらいが昇格するものと推測。
・昇格できなかった人は…以下同文 - 学部卒23年目45歳『年収1600万円~』
・最速出世組で「部長」に昇格した場合の年収。
・同期入社の~5%くらいが昇格するものと推測。
・昇格できなかった人は…以下同文 - 学部卒28年目50歳『年収2500万円~』
・最速出世組で「執行役員」に昇格した場合の年収。
・同期入社1人~マックス3人が昇格するものと推測。
・昇格できなかった人は…以下同文
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まとめると、みずほ信託銀行の総合職(基幹職RESコース/年金ACコース)の年収は出世レースに勝ち残るかどうかで、まったく違います。
総合職(基幹職)であれば『31-35歳・代理・年収720-752万円+残業代+各種手当』は普通にやっていれば到達するライン。この時点で残業代も含めると年収900万円くらい。残業が極めて多ければ年収1000万円くらい。
代理に昇格後、じわじわと昇給し数年~10年経てば『残業代こみ年収1000万円超』は問題なく達成するライン。
代理に到達できない20%（推定値）の総合職はゴミのような扱いを受けるため、転職するしか道は残されていません。
そして「代理」からの出世競争はかなり厳しい。学歴とこれまでの実績、減点の過多、上司への取り込み度合いなど、すべての要素が必要です。
総括すると「代理」まで出世できれば年収は高いため、そのまま50歳・定年を迎えてもいいラインです。
みずほ信託銀行『一般職(特定職)の年収』
みずほ信託銀行における一般職（特定職、事務職）の年収は以下の通り。仕事量の多さを考えると、決してお得感のある就職先ではありません。また若いうちは年収の絶対額が低いため、総合職とそこまで大きな差は感じられないでしょう。当たり前ですが、年齢を重ねるほどに年収の差は開いていきます。
- 学卒・初任給『年収312万円』
・基本給19.5万円+ボーナス4.0ヶ月分。
・残業時間を20H/月とすると年収345万円くらい。
・残業代・各種手当は別途だが、いずれにせよゴミのような年収である。 - 学部卒3年目25歳『年収328万円』
・基本給20.5万円+ボーナス4.0ヶ月分。
・残業時間20H/月とすると年収363万円くらい。
・残業代・各種手当は別途だが、いずれにせよゴミのような年収である。
・一般職は基本給の上がり方が遅いため生涯を通して年収は低いままである。
- 学部卒5年目27歳『年収368万円』
・基本給23.0万円+ボーナス4.0ヶ月、残業代・各種手当は別途。
・残業時間20H/月とすると年収407万円くらい。
・「主任クラス」に昇格したと仮定した年収。
・昇格できなければ学部卒3年目の年収とほぼ変わらない。
・一般職は基本給の上がり方が遅いため…以下同文。
- 学部卒8年目30歳『年収384万円』
・基本給24.0万円+ボーナス4.0ヶ月、残業代・各種手当は別途。
・残業時間20H/月とすると年収425万円くらい。 - 学部卒11年目33歳『年収408万円~』
・基本給25.5万円+ボーナス4.0ヶ月、残業代・各種手当は別途。
・残業時間20H/月とすると年収451万円くらい。
・年収アップを目指すなら上司推薦でエキスパート職にコース転換する必要あり。そうでなければ永久に年収は低空飛行のまま。 - 学部卒15年目37歳『年収448万円』
・基本給28.0万円+ボーナス4.0ヶ月、残業代・各種手当は別途。
・残業時間20H/月とすると年収496万円くらい。
・以下同文 - 学部卒18年目40歳『年収464万円』
・基本給29.0万円+ボーナス4.0ヶ月、残業代・各種手当は別途。
・残業時間20H/月とすると年収513万円くらい。
・以下同文 - 学部卒28年目50歳『年収544万円~』
・基本給34.0万円+ボーナス4.0ヶ月、残業代・各種手当は別途。
・残業時間20H/月とすると年収602万円くらい。
・以下同文
一般職（特定職、事務職）はコース変更してエキスパート職にならなければ年収は永遠に低いままです。そして残業代がなければ暮らしに困る年収レベル。
エキスパート職とは、総合職(基幹職)と一般職(特定職)との中間の職種。コース変更には上司の推薦と試験をパスする必要ありますが、年収550~650万円くらいは期待できます。
